風かぜが重おもたく流ながれます
雨あめがひと降ふり来きそうです
季節きせつの短みじかさ告つげるよに
ざわめく獣けものみち
あなたは霙みぞれ それとも氷雨ひさめ
紅葉もみじのわたしを打うちのめす
おんなごころを 錦にしきに染そめて
ただ散ちるだけの 愛あいですね
霧きりが山やまなみ隠かくします
渓たにを渡わたって鳥とりが啼なく
こころの底そこから淋さびしくて
紅葉もみじも泣なきじゃくる
あなたのために 芽生めばえて燃もえて
死しんだら涙なみだをくれますか
忘わすれきれない 月日つきひを抱だいて
淡墨山あわずみやまで 眠ねむります
あなたは霙みぞれ それとも氷雨ひさめ
紅葉もみじのわたしを打うちのめす
おんなごころを 錦にしきに染そめて
ただ散ちるだけの 愛あいですね
風kazeがga重omoたくtaku流nagaれますremasu
雨ameがひとgahito降fuりri来kiそうですsoudesu
季節kisetsuのno短mijiかさkasa告tsuげるよにgeruyoni
ざわめくzawameku獣kemonoみちmichi
あなたはanataha霙mizore それともsoretomo氷雨hisame
紅葉momijiのわたしをnowatashiwo打uちのめすchinomesu
おんなごころをonnagokorowo 錦nishikiにni染soめてmete
ただtada散chiるだけのrudakeno 愛aiですねdesune
霧kiriがga山yamaなみnami隠kakuしますshimasu
渓taniをwo渡wataってtte鳥toriがga啼naくku
こころのkokorono底sokoからkara淋sabiしくてshikute
紅葉momijiもmo泣naきじゃくるkijakuru
あなたのためにanatanotameni 芽生mebaえてete燃moえてete
死shiんだらndara涙namidaをくれますかwokuremasuka
忘wasuれきれないrekirenai 月日tsukihiをwo抱daいてite
淡墨山awazumiyamaでde 眠nemuりますrimasu
あなたはanataha霙mizore それともsoretomo氷雨hisame
紅葉momijiのわたしをnowatashiwo打uちのめすchinomesu
おんなごころをonnagokorowo 錦nishikiにni染soめてmete
ただtada散chiるだけのrudakeno 愛aiですねdesune