石狩川悲歌 歌詞
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流ながれの岸きしの 幾いく曲まがり
思おもい出でばかり 心こころにつづく
ああ 初恋はつこいの 遠とおい日ひよ
ひとり仰あおげば ただわびし
木立こだちの丘おかの 日昏ひぐれ雲ぐも
くろかみ清きよく 瞼まぶたに消きえぬ
ああ 初恋はつこいの 面影おもかげよ
君きみを思おもえば 身みにしみる
石狩川いしかりがわの 夕風ゆうかぜよ
二度にどとは逢あえぬ この道みちなれば
ああ 初恋はつこいの 日ひが恋こいし
馬骨
2023/02/13 05:02
1961年(昭和36年)高橋掬太郎作詞、江口浩司作曲の歌である・・君と歩いた石狩の流れの岸の幾曲がり、思い出ばかり心に続くああ初恋の遠い日よ・・あまりにも有名な曲で多くの歌手がカバーしているので、この思い出の幾曲がりを想起しかつ石狩の甘い恋の残照をしみじみと心に刻みたい・・
馬骨
2022/04/25 04:40
君と歩いた石狩の流れの岸の幾曲がり・・詩人高橋掬太郎はこの一節で初恋の二人の幾曲がりを端的に表している・・黒髪清く瞼に消えぬ・・君を想えば身に沁みる二度とは逢えぬこの道なれば・・ああ初恋の日が恋し・・多く別れを迎える初恋の遣る瀬無さ・・思いの日々の幾曲がり・・