三人のおじさん 歌詞 BUMP OF CHICKEN ふりがな付

遙はるか昔むかし 有名ゆうめいな三人さんにんのおじさんが
長ながい長ながい旅たびをしていた
一人ひとりは賢かしこく
一人ひとりは強つよく
一人ひとりは素早すばやい
おじさん達たちは
激はげしく荒あれる大海原おおうなばらを
力合ちからあわせ越こえる事ことにした
一人ひとりは船ふねを造つくり
一人ひとりはそれを漕こぎ
一人ひとりは素早すばやい
賢かしこいおじさんが
二人ふたりを新天地しんてんちへと誘さそったのだ
強つよいおじさんが
二人ふたりを守まもると固かたく誓ちかったのだ
素早すばやいおじさんが
二人ふたりを交互こうごに
素早すばやく見みたのだ
恐おそれず進すすむ三人さんにんに 海うみは怒いかり狂くるって
山やまのような波なみを起おこした
一人ひとりは風かぜを読よみ
一人ひとりは舵かじを切きり
一人ひとりは素早すばやい
波なみに打うたれ 船ふねは壊こわれ
三人さんにんのおじさんは
暗くらい海うみに放ほうり出だされた
一人ひとりは慌あわてず
一人ひとりはかけり
一人ひとりは素早すばやく
賢かしこいおじさんは
来きた方ほうへと泳およぎ出だした
強つよいおじさんは
海うみに挑いどみ 深ふかく潜もぐった
素早すばやいおじさんは

遙はるか昔むかし 有名ゆうめいな三人さんにんのおじさんが
長ながい長ながい旅たびをしていた
一人ひとりは賢かしこく
一人ひとりは強つよく
一人ひとりは素早すばやい
おじさん達たちは
激はげしく荒あれる大海原おおうなばらを
力合ちからあわせ越こえる事ことにした
一人ひとりは船ふねを造つくり
一人ひとりはそれを漕こぎ
一人ひとりは素早すばやい
賢かしこいおじさんが
二人ふたりを新天地しんてんちへと誘さそったのだ
強つよいおじさんが
二人ふたりを守まもると固かたく誓ちかったのだ
素早すばやいおじさんが
二人ふたりを交互こうごに
素早すばやく見みたのだ
恐おそれず進すすむ三人さんにんに 海うみは怒いかり狂くるって
山やまのような波なみを起おこした
一人ひとりは風かぜを読よみ
一人ひとりは舵かじを切きり
一人ひとりは素早すばやい
波なみに打うたれ 船ふねは壊こわれ
三人さんにんのおじさんは
暗くらい海うみに放ほうり出だされた
一人ひとりは慌あわてず
一人ひとりは猛たけり
一人ひとりは素早すばやく
賢かしこいおじさんは
来きた方ほうへと泳およぎ出だした
強つよいおじさんは
海うみに挑いどみ 深ふかく潜もぐった
素早すばやいおじさんは
船ふねの破片はへんにしがみついた

もう会あえないと泣なきながら
頑張がんばるおじさん達たちの
足掻あがく様さまを太陽たいようは見みていた
一人ひとりは波なみを読よみ
一人ひとりは水みずを掻かき
一人ひとりは素早すばやい
遥はるか昔むかし 有名ゆうめいな三人さんにんのおじさんに
奇跡起きせきおきた物語ものがたり
一人ひとりは賢かしこく
一人ひとりは強つよく
一人ひとりは一人ひとりはとても素早すばやい
賢かしこいおじさんは
形かたちを変かえて魚さかなになった
強つよいおじさんは
海うみに打うち勝かって島しまになった
素早すばやいおじさんは
運良うんよく浜辺はまべに打うち上あげられた
打うち上あげられた
そして 魚さかなのおじさんは
やがて鳥とりになって 人ひとへと進化しんかした
島しまのおじさんは
長ながい時ときの後あと 大陸たいりくになった
素早すばやいおじさんは 走はしり続つづけて
チーターになった
人間にんげんおじさんは
国くにを作つくって 文明ぶんめいを生うんだ
一方いっぽう 大陸たいりくおじさんは
長ながい目めで見みると 実じつは動うごいてる
そして チーターおじさんは
速はやさを求もとめて
ハーレーを買かった
ハーレーおじさんは 趣味しゅみが高こうじて
レーサーになった
レーサーおじさんは走はしり続つづけて
そう
チーターになった
チーターに似にた顔かおになった