私が哀しみの盾になる 歌詞 TRUE ふりがな付

ねぇどうして
涙なみだに背せを向むけて
争あらそい傷きずつけあうのだろう
震ふるえてるその手ては
何なにを背負せおい彷徨さまようの

ねぇどうして
心こころに蓋ふたをして
救すくいを口くちにしないの
泣ないたっていいんだよ

星空ほしぞらがあまりに綺麗きれいで
あなたを抱だきしめたくなるの

もしも世界せかいがふたりを
否定ひていしたとしても 構かまわないよ
どんな孤独こどくも 愛あいは奪うばえない
私わたしが哀かなしみの盾たてになろう
もう独ひとりにはならないで

ねぇどうして
還かえる場所ばしょも知しらず
果はてない旅たびをしてるの
生うまれた時ときのように
私わたしのなかで眠ねむればいい

あなたが居いれば生いきていける

道みちから道みちへただよう
ひとの波なみに飲のまれ 崩くずれるなら
その度たびにまた 立たち上あがればいい
傷きずは弱よわさ守まもる剣けんになる
もうサヨナラは云いわないで

ふたりを包つつんで
月明つきあかりが揺ゆれてる
もろくて果敢はかない
永遠えいえんに似にたひととき

ただ今いまは全すべてを
夜よるの帳とばりへ隠かくして