ヴェネツィア物語 歌詞 吉幾三 ふりがな付

水みずの都みやこのヴェネツィアで あなたに私わたし
いけない恋こいに落おちた おんなの物語ものがたり
夕陽ゆうひに染そまってゆく ヴェネツィアの街並まちなみ
静しずかに舟ふねは行いく
抱だきしめて… 揺ゆれるゴンドラ
忘わすれない 忘わすれない あの日ひを
鳥とりが舞まい 波なみが寄よせ
あなたの その胸むねに 酔よっていった
水みずの都みやこのヴェネツィアで あなたに私わたし
いけない恋こいに落おちた おんなの物語ものがたり

星ほしが降ふるようなヴェネツィアの リアルト橋ばしの
花はなが置おかれたテーブルに 座すわってキスを
水面みなもに映うつる月つきに 流ながれてゆくふたり
また逢あう約束やくそくを
このままで 朝あさよ来こないで
月つき灯あかり いつまでも 照てらして
夢ゆめならば 醒さめないで
ヴェネツィア いけない 恋こいでしょうか
水みずの都みやこのヴェネツィアで あなたに私わたし
いけない恋こいに落おちた おんなの物語ものがたり

約束やくそくは 出来できないわ
お互たがい この先さき 苦くるしくなるだけ
水みずの都みやこのヴェネツィアで あなたに私わたし
いけない恋こいに落おちた おんなの物語ものがたり