三軒目の店ごと 歌詞 吉田拓郎 ふりがな付

まだまだ酔よっちゃないだろう
レモンスライスがしみるなんて
何なんだか みょうに気きがきくネ
俺おれの冗談じょうだんがおかしいのかい

飲のみほしてしまおう
テレ臭くささなんて
夜よるはまだまだ続つづくんだぜ
今夜こんや 今夜こんや 店みせごと
グイとひと息いきに飲のんじまえ

その気きになったらくり出だそう
(オイラ酒さけのみ、ウンと飲のめ、ヤレ飲のめ)
夜中よなかになっても起おきてる町まちだ
(酔よってさわいで女おんなをくどいて)
都会とかいはいやだと女おんなに言いってみな
(ウンと飲のめ飲のめ、飲のんだら 踏ふみ倒たおせ)
どこかへ行いこうとさそってみなよ
(いやな事ことなどいっきに飲のみほせ)

飲のみほしてしまおう
かわいた夜よるを
恋こいはどこにも ころがってるさ
可愛かわいい 可愛かわいい アバズレを
ひと息いきにグイと飲のんじまえ

大おおきな声こえが出でるじゃないか
酒さけのせいでも嬉うれしいね
言いいたい事ことを言いえばいい
唄うたいたい唄うたを今いま唄うたいな

飲のみほしてしまおう
このブルースを
君きみは まだまだ いけそうじゃないか
二に軒目けんめ 二に軒目けんめ 店みせごと
グイとひと息いきに飲のんじまえ

笑わらってるよ 誰だれもが
(オイラ酒さけのみ、ウンと飲のめ、ヤレ飲のめ)
あいつもこいつもその中なかにいる
(酔よってさわいで女おんなをくどいて)
その中なかにいないって事ことは
(ウンと飲のめ飲のめ、飲のんだら踏ふみ倒たおせ)
おろかな事こととは違ちがう話はなしさ
(いやな事ことなどいっきに飲のみほせ)

飲のみほしてしまおう
常識じょうしきなんか
夜よるは まだまだつづくんだぜ
三軒さんけん 三軒さんけん まとめて
グイとひと息いきに飲のんじまえ