君のスピードで 歌詞 吉田拓郎 ふりがな付

こんなに人ひとを愛あいせるなんて
またひとつ世界せかいが広ひろがったようだ
孤独こどくという親したしい友ともと
うまくやって行いくつもりだったが

僕ぼくにはけしてないものを
君きみが持もっている
生うまれかわる事ことは
出来できないから
すべてを ひとつに しなくていい

君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで
君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで

困こまってるなんて思おもわないでくれ
何なにもかも今いまさら打うちあけたりはしない
僕ぼくの前まえにいるのが君きみで
君きみが悲かなしめば僕ぼくもつらいはず

眠ねむれぬ夜よるはいつだって
想おもいが沈しずむ
ずっと遠とおい昔むかし
過すぎたものは
二人ふたりの 本当ほんとうの 距離きょりなのに

君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで
君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで

あふれる程ほどの思おもい出で達たちも
今いまの真実しんじつにはかなわないだろう
やがて今日きょうもうつろうけれど
時ときにさからわず君きみの名なを呼よぶ

君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで
君きみの好すきなスピードで
僕ぼくのテンポで