野のイチゴゆれた
緑みどりの風かぜに
つんでみようか
ながめるだけにしようか
あの娘こは町まちへ
お嫁よめに行いった
便たよりもとだえ
里さとへ帰かえる事こともない
野のイチゴゆれてた
緑みどりの風かぜに包つつまれながら
赤あかい実みをゆらしてた
日暮ひぐれの空そらは
いつもと同おなじ
変かわらぬものが
いとしく思おもえてくる
夕焼ゆうやけ空ぞらが
広ひろがる前まえに
家路いえじに着つこう
カラのカゴを抱だきしめ
野のイチゴゆれてた
冷つめたい夜風よかぜに吹ふかれながら
小ちいさくふるえていた
野noイチゴichigoゆれたyureta
緑midoriのno風kazeにni
つんでみようかtsundemiyouka
ながめるだけにしようかnagamerudakenishiyouka
あのano娘koはha町machiへhe
おo嫁yomeにni行iったtta
便tayoりもとだえrimotodae
里satoへhe帰kaeるru事kotoもないmonai
野noイチゴichigoゆれてたyureteta
緑midoriのno風kazeにni包tsutsuまれながらmarenagara
赤akaいi実miをゆらしてたwoyurashiteta
日暮higuれのreno空soraはha
いつもとitsumoto同onaじji
変kaわらぬものがwaranumonoga
いとしくitoshiku思omoえてくるetekuru
夕焼yuuyaけke空zoraがga
広hiroがるgaru前maeにni
家路iejiにni着tsuこうkou
カラkaraのnoカゴkagoをwo抱daきしめkishime
野noイチゴichigoゆれてたyureteta
冷tsumeたいtai夜風yokazeにni吹fuかれながらkarenagara
小chiiさくふるえていたsakufurueteita