重量じゅうりょう制限せいげんされてる枝えだから今日きょうが終おわるのを確たしかめて
いつかの獲物えものにさえ狩かられる日ひの夢ゆめを見みて また目めが覚さめた
随分ずいぶん前まえから森ここで息いきをする木々きぎは云いう 「まだ生いき足たりない。」
朝あさが不安ふあんで夕ゆうべからちっとも フクロウは鳴なかないでいる
毎晩まいばん 挫くじけず闇やみに謳うたうから今日きょうが終おわるのを見送みおくって
いつもの濁声だみごえさえ許ゆるされたら目めを閉とじた先さきまで行いけそう
随分ずいぶん前まえから群むれを探さがしてる鳥とりは云いう 「まだ見当みあたらない。」
朝あさが不安ふあんで夕ゆうべから何度なんども フクロウは片目かためを閉とじた
闘たたかった上うえで勝かち取とって 培つちかったモノ全部ぜんぶ背負せおって
優越感ゆうえつかんか?罪悪感ざいあくかんか?どちらの僕ぼくも今いまはシロではない
此処ここに立たって空そらの表情ひょうじょうを"忘わすれない"と吠ほえるよ
臨のぞむ朱色あかいろを辿たどるための夜よを
月つきが僕ぼくに気付きづいてくれる丘おか"忘わすれない"は難むずかしく思おもえた
噛かみ切きれば尚なお 増ふえる駄目だめな日ひを削けずるように小ちいさく牙きばを剥むく
揺ゆれる命いのち火び 爪つめのその先さきに宿やどる意志いしを暗くらがりに灯ともして
覚悟かくごも消きえる深ふかい霧きりの中なか キミの声こえが珍めずらしく途絶とだえた気きがして歩あるいた
三分さんぷん待まつから僕ぼくの視界しかいから今日きょうを知しらぬ間まに連つれ出だして
いくつ数かぞえても 息いきを潜ひそめても フクロウは見下みおろしている
「怪我けがをしたりとか、怪我けがさせたりを繰くり返かえすことで
悔くやむ記憶きおくも、貰もらってくから朝あさが眩まぶしいんだろう。」
「じゃあ、もしかして…。」って立たち止どまって
考かんがえた後あとで全部ぜんぶ分わかってる気きになって また吐はき違ちがえて
今いまさら僕ぼくはシロいままを願ねがう
此処ここを去さって空そらの表情ひょうじょうを"忘わすれたい"と吠ほえるよ
滲にじむ朱色あかいろを辿たどるだけの夜よを
月つきが僕ぼくへと贈おくる子守唄こもりうた"忘わすれたい"と簡単かんたんに思おもえば
振ふり切きれた様ように写うつる駄目だめな日ひが巻まき戻もどした手てにただ保たもたれる
消きえる命いのち火び 爪つめのその先さきに宿やどる意思いしは小ちいさくて凍こごえて
まだ歓よろこびが深ふかい霧きりの中なか 隠かくれようと僕ぼくの眼めは閉とざしちゃいけない
忘わすれたくないんだって程ほど 忘わすれちゃうんだいつかは
眠ねむらないで貰もらった記憶きおく 離はなれないんだ いつでも
此処ここを去さったって何処どこに立たったって 気付きづく夜よるの合図あいずで
空そらを向むいたんだ 薄うすい体力たいりょくを振ふり絞しぼって待まってる
月つきが僕ぼくに差さし出だしてみせる両手りょうて 痛いたかったから知しる本当ほんとうは
擦すり切きれたまま残のこる駄目だめな日ひも 全すべて在あって僕ぼくだって覚おぼえる
灯ともる命いのち火び 爪つめのその先さきに宿やどる意思いしとなら眼めは開ひらかれて
また歓よろこびと深ふかい霧きりの向むこうで"生いきたい"と小ちいさく夢ゆめを見みる
夜よるを被おおえる模様もようにいつかなるんだ
重量juuryou制限seigenされてるsareteru枝edaからkara今日kyouがga終oわるのをwarunowo確tashiかめてkamete
いつかのitsukano獲物emonoにさえnisae狩kaられるrareru日hiのno夢yumeをwo見miてte またmata目meがga覚saめたmeta
随分zuibun前maeからkara森kokoでde息ikiをするwosuru木々kigiはha云iうu 「まだmada生iきki足taりないrinai。」
朝asaがga不安fuanでde夕yuuべからちっともbekarachittomo フクロウfukurouはha鳴naかないでいるkanaideiru
毎晩maiban 挫kujiけずkezu闇yamiにni謳utaうからukara今日kyouがga終oわるのをwarunowo見送miokuってtte
いつものitsumono濁声damigoeさえsae許yuruされたらsaretara目meをwo閉toじたjita先sakiまでmade行iけそうkesou
随分zuibun前maeからkara群muれをrewo探sagaしてるshiteru鳥toriはha云iうu 「まだmada見当miaたらないtaranai。」
朝asaがga不安fuanでde夕yuuべからbekara何度nandoもmo フクロウfukurouはha片目katameをwo閉toじたjita
闘tatakaったtta上ueでde勝kaちchi取toってtte 培tsuchikaったttaモノmono全部zenbu背負seoってtte
優越感yuuetsukanかka?罪悪感zaiakukanかka?どちらのdochirano僕bokuもmo今imaはhaシロshiroではないdehanai
此処kokoにni立taってtte空soraのno表情hyoujouをwo"忘wasuれないrenai"とto吠hoえるよeruyo
臨nozoむmu朱色akairoをwo辿tadoるためのrutameno夜yoをwo
月tsukiがga僕bokuにni気付kiduいてくれるitekureru丘oka"忘wasuれないrenai"はha難muzukaしくshiku思omoえたeta
噛kaみmi切kiればreba尚nao 増fuえるeru駄目dameなna日hiをwo削kezuるようにruyouni小chiiさくsaku牙kibaをwo剥muくku
揺yuれるreru命inochi火bi 爪tsumeのそのnosono先sakiにni宿yadoるru意志ishiをwo暗kuraがりにgarini灯tomoしてshite
覚悟kakugoもmo消kiえるeru深fukaいi霧kiriのno中naka キミkimiのno声koeがga珍mezuraしくshiku途絶todaえたeta気kiがしてgashite歩aruいたita
三分sanpun待maつからtsukara僕bokuのno視界shikaiからkara今日kyouをwo知shiらぬranu間maにni連tsuれre出daしてshite
いくつikutsu数kazoえてもetemo 息ikiをwo潜hisoめてもmetemo フクロウfukurouはha見下mioろしているroshiteiru
「怪我kegaをしたりとかwoshitaritoka、怪我kegaさせたりをsasetariwo繰kuりri返kaeすことでsukotode
悔kuやむyamu記憶kiokuもmo、貰moraってくからttekukara朝asaがga眩mabuしいんだろうshiindarou。」
「じゃあjaa、もしかしてmoshikashite…。」ってtte立taちchi止doまってmatte
考kangaえたeta後atoでde全部zenbu分waかってるkatteru気kiになってninatte またmata吐haきki違chigaえてete
今imaさらsara僕bokuはhaシロshiroいままをimamawo願negaうu
此処kokoをwo去saってtte空soraのno表情hyoujouをwo"忘wasuれたいretai"とto吠hoえるよeruyo
滲nijiむmu朱色akairoをwo辿tadoるだけのrudakeno夜yoをwo
月tsukiがga僕bokuへとheto贈okuるru子守唄komoriuta"忘wasuれたいretai"とto簡単kantanにni思omoえばeba
振fuりri切kiれたreta様youにni写utsuるru駄目dameなna日hiがga巻maきki戻modoしたshita手teにただnitada保tamoたれるtareru
消kiえるeru命inochi火bi 爪tsumeのそのnosono先sakiにni宿yadoるru意思ishiはha小chiiさくてsakute凍kogoえてete
まだmada歓yorokoびがbiga深fukaいi霧kiriのno中naka 隠kakuれようとreyouto僕bokuのno眼meはha閉toざしちゃいけないzashichaikenai
忘wasuれたくないんだってretakunaindatte程hodo 忘wasuれちゃうんだいつかはrechaundaitsukaha
眠nemuらないでranaide貰moraったtta記憶kioku 離hanaれないんだrenainda いつでもitsudemo
此処kokoをwo去saったってttatte何処dokoにni立taったってttatte 気付kiduくku夜yoruのno合図aizuでde
空soraをwo向muいたんだitanda 薄usuいi体力tairyokuをwo振fuりri絞shiboってtte待maってるtteru
月tsukiがga僕bokuにni差saしshi出daしてみせるshitemiseru両手ryoute 痛itaかったからkattakara知shiるru本当hontouはha
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灯tomoるru命inochi火bi 爪tsumeのそのnosono先sakiにni宿yadoるru意思ishiとならtonara眼meはha開hiraかれてkarete
またmata歓yorokoびとbito深fukaいi霧kiriのno向muこうでkoude"生iきたいkitai"とto小chiiさくsaku夢yumeをwo見miるru
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