宇宙百景 歌詞 石崎ひゅーい ふりがな付

今いま僕ぼくの机つくえの上うえには
タバコとサプリと落書らくがきのメロディ
キミへの想おもいが滲しんでいく
明あけ方がたの空そらに帰かえる月つきのように

窓まどの向むこう 白紙はくしの宇宙うちゅうに
一いち輪りんの花はな 色いろの褪あせた片道かたみち切符きっぷ
だから今いまを伝つたえるんだよ
ありったけの歌うた 歌うたうんだ

夜空よぞらに広ひろげた言葉ことばたちも
明日あしたにできずじまいの今日きょうも
しゃがみ込こんだままでいいから
見上みあげてごらん そばにいるよ
欠片かけらを不揃ふぞろいに並ならべても
けして綺麗きれいとは呼よべないかな?
それでいいよと笑わらいながら受うけ取とっておくれ
そして会あいにいくよ

赤褐色せきかっしょくの特等席とくとうせき
海うみへと運はこぼう 手てをつないだまま

この物語ものがたりが終おわらないように
押おし花ばなの栞しおり挟はさんで

たった一ひとつの出会であいの中なかに
僕ぼくは百ひゃくの景色けしきを見みたんだ
その全すべてが 肌はだざわりが
荒あれた僕ぼくの頬ほおを撫なでる
遠とおく彼方かなたから聞きこえてくる
偶然ぐうぜんよりももっと近ちかくで
キミの声こえがこだましてるそんな世界せかいが
優やさしく僕ぼくを包つつむ

夜空よぞらに広ひろげた言葉ことばたちも
明日あしたにできずじまいの今日きょうも
しゃがみ込こんだままでいいから
見上みあげてごらん そばにいるよ
欠片かけらを不揃ふぞろいに並ならべても
けして綺麗きれいとは呼よべないかな?
それでいいよと笑わらいながら受うけ取とっておくれ
そして会あいにいくよ