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【歌詞コラム】石崎ひゅーい「ピリオド」、桜の花びらから漂う悲しいまでに香る優しさとは?

石崎ひゅーいは「石崎ひゅーいの第一章はこの「HuwieBest」で終わりにします。「ピリオド」という新曲をアルバムの最後に入れて。」と語っている。アルバム「HuwieBest」に収録されている「ピリオド」は悲しい歌詞なのに、ひゅーいの歌声はとても優しい。

2018年3月11日

Column

辻瞼


この記事の目次
  1. ・石崎ひゅーい「ピリオド」
  2. ・春という季節に隠された文学的な恋の感傷
  3. ・石崎ひゅーい 最新情報
  4. ・石崎ひゅーい 最新リリース情報
  5. ・ライブ情報
  6. ・石崎ひゅーい Profile
石崎ひゅーいはデビューして約5年半のシンガーソングライターだ。「ひゅーい」という名前は本名で、由来はお母さんがデヴィッド・ボウイのファンで、その息子が「ゾーイ」という名前だったから。音楽を奏でるために生まれてきたかのような名前だ。

今回リリースするのは、ひゅーいが初めてファン投票を募ったベストアルバム。デビュー曲である「第三惑星交響曲」や、「ファンタジックレディオ」「夜間飛行」、松居大悟が短編映画化し、Music Videoには蒼井優、尾崎世界観も出演した「花瓶の花」など代表曲が星屑のように並んでいる。
そして「ピノとアメリ」のMusic Videoは、ストーリー性の強い展開に、優しいギターの音色にかぶさるひゅーいの淡い水色を連想させる柔らかな歌声が印象的で、時に感情ゆたかに重なってとても心地よい。

ひゅーいは今回のアルバムについて、「石崎ひゅーいの第一章はこの「HuwieBest」で終わりにします。「ピリオド」という新曲をアルバムの最後に入れて。もうすぐ春が来る、僕はまた新しい旅に出かける気持ちでいます。第二章も楽しみにしていてください。」と語っている。「ピリオド」について、少し触れていこう。

石崎ひゅーい「ピリオド」



“あれは本当の恋だった
まるで夢を見ているみたいだった
だから悲しい歌にならないように
誰もが羨むような素敵な結末を探した”


「ピリオド」はこんな歌い出しから始まる。「悲しい歌にならないように」と祈りをこめて「本当の恋」を歌おうとしている。きっともうその恋は終わっているのに、「誰もが羨むような素敵な結末を探し」て、その「本当の恋」にピリオドを打とうとしているのだろう。人に歌って聞かせることで自分を癒そうとしているのかもしれない。何度も繰り返し歌えれば、きっと本当に「夢を見ているみたい」な恋が昇華されていくに違いない。恋が終わったあとの虚無感が、どうか優しい歌になりますように。そんな祈りだ。

けれど続く歌詞にはこうある。「桜通りの人混みは 二人で見てたゾンビドラマみたい」。薄ピンク色の桜が咲く通りを賑わす人の群れを、「ゾンビ」と言ってしまうのはなんだか苦しみを感じる。しかもそのゾンビを想像させたきっかけは「二人で見てた」ドラマだというのだからよけいに苦しい。桜の下に本当にゾンビが立っていたら、それこそ「夢みたい」な光景だろう。

“君を探せないように
情けない夢を見ないように
思い出をおもいだせぬように
忘れることさえも忘れられるように”


その歌詞の続きはこうなっている。「情けない夢」はきっと、復縁や再会のことかもしれない。なんだか女々しいのだ。「忘れることさえも忘れられるように」という言葉に、どこか人をはっとさせるものがないだろうか。忘れることすら忘れてしまうということは、完璧に無にするということだ。記憶の中から消えてしまえば、なかったことになってしまう。「悲しい歌にならないように」と祈りを捧げていたのに、なんだかこれでは悲しすぎる。「本当の恋」をなかったことにしてしまったらもったいない。悲しい歌詞なのに、ひゅーいの歌声は優しい。聴いているとなぜかほっとするのは、その歌声のおかげかもしれない。

春という季節に隠された文学的な恋の感傷

“赤い風船みたいにさ
しわくちゃな未来を待つだけだよ
星空を舞う花びらのように
どうせ最後はちゃんと散りたかった”


結びの歌詞はこうなっている。「どうせ最後は」という文字列にはどこか諦めのようなものが見える。「しわくちゃな未来」ってどんな未来だろう。何度も思い描いては消し去っていく未来なのかもしれない。

「ピリオド」は春がテーマになっている。この曲の背後では常に桜が舞い散っている。桜というと多くの曲が春を出会いと結びつけるのに対し、ここでは徹底的に別れが結び付けられている。春という季節に隠されている、どこか物悲しい気持ちや、恋の感傷が、文学的とも呼べる言葉づかいで表されている。ひゅーいの高音域の歌声も最大限活かされており、やわらかい綿毛で包み込まれるような優しさを感じることができる。
桜が舞う中を、淡い恋の感傷に、力強く「ピリオド」を打つような、一瞬の輝きが強く光っている曲だ。

石崎ひゅーい「ピリオド」の全歌詞はこちら

TEXT:辻瞼

石崎ひゅーい 最新情報

石崎ひゅーい 最新リリース情報

▼「ゴールデンエイジ」2019.3.6 RELEASE

【初回生産限定盤】
¥2,315+税ESCL-5196 ~ ESCL-5197
■CD+DVD(映像内容後日発表)
■PlayPASS対応(CDのみ)
【通常盤/初回仕様】
¥1,667+税ESCL-5198
■CD
■PlayPASS対応

【収録曲】※初回・通常共通
1. あなたはどこにいるの
2. SEXY
3. マシュマロパイ・サンドウィッチヘブン
4. さよならエレジー
5. アンコール

【タイアップ】
■M1「あなたはどこにいるの」:テレビ東京ドラマ「さすらい温泉♨遠藤憲一」主題歌
■M5「アンコール」:テレビ朝日年の瀬ドラマ「平成ばしる」主題歌

【特典情報】

■TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く):ゴールデンエイジオリジナルステッカーAtype
■石崎ひゅーい応援店:ゴールデンエイジオリジナルステッカーBtype
※特典絵柄は追ってご案内いたします。
※応援店対象店舗は追ってご案内いたします。


【配信限定】石崎ひゅーい「さよならエレジー」
12月19日(水)各配信ストア・ストリーミングサイトで配信スタート!
https://erj.lnk.to/vYWGKWN 


●石崎ひゅーいBEST ALBUM
『Huwie Best』発売中!
価格:2,900円(税込)
品番:ESCL-5043/
★CD・ダウンロード・ストリーミングはこちら


ライブ情報

▼石崎ひゅーい バンドワンマンTOUR 2019「ゴールデンエイジ」

4月26日(金) 大阪府 Music Club JANUS OPEN:18:30 / START:19:00
4月27日(土) 愛知県 SPADE BOX OPEN:16:30 / START: 17:00
4月29日(月) 東京都 TSUYAYA O-EAST OPEN:16:00 / START:17:00

■チケット料金
全自由 4,500円(税込・整理番号付・1ドリンク別途)

■FC先行明日から受付スタート!
1月10日(水)12:00~1月31日(木)23:59
・1/14(月)までにご入会(決済済み)の方が対象

■一般発売:3月16日(土)~各プレイガイド

石崎ひゅーい Profile

「石崎ひゅーい」が本名。母親が《David Bowie》のファンで、その息子がZowie(ゾーイ)という名前だったことから、もじって、Huwie(ひゅーい)と名付けた。

2012年7月25日にミニアルバム『第三惑星交響曲』でデビュー。感情のままに歌うまっすぐな声と全てのエネルギーを爆発させるライブパフォーマンス。

ソロアーティストとしてのスケールを無視する規格外なシンガーソングライター、石崎ひゅーいが出現した。

【オフィシャル情報】
石崎ひゅーい公式サイト
石崎ひゅーいTwitter
石崎ひゅーい公式Facebook
石崎ひゅーいInstagram

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