よみ:あいなき
あいなき 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
運上うんじょう 同列どうれつじゃダメじゃないか 冥加みょうが
後世こうせいの人ひとにゃ意味いみないか なあ 郡奉行ぐんぶぎょう
うん ちょっと 長船嬢おさふねじょうさん 今日きょうはどこか
眺ながめのいい茶屋ちゃやとか行いかないか
「こんな日々ひびを過すごしています」
売女ばいおんなのような横顔よこがおだろう
伝屍でんしかばねの人ひと 泣ないている 泣ないているよ
白しらけた目めを瞑つむる
きっとこの世よは蜃気楼しんきろう
浅葱あさぎの裃かみしもには散ちる桜さくら
ああ 時勢じせいは流ながれてゆく
僕ぼくの袖そでを掠かすめてゆく
山粧やましょうう暮くれに篝火かがりびは冴さえ
一太刀ひとたちじゃどうにもこうにもならない
銀紙竹光ぎんがみたけみつ
妾腹娘しょうふくむすめを妾めかけにして
擦すり切きれて自慢じまんする左ひだりの足袋たび
「こんな日々ひびを過すごしたくて」
陰間かげまのような掌てのひらだろう
兵へいたち 夢ゆめのあと 夢ゆめのあと
羨望せんぼうの目めを瞑つむる
そっと駆かけ出だす東海道とうかいどう
箱根はこねの関所せきしょを東ひがしに逸それて
ああ 時勢じせいを追おいかけて
僕ぼくは袖そでを濡ぬらしてゆく
「こんな日々ひびを過すごしています」
烈士れっしのような足元あしもとだろう
許ゆるされれば 離はなれてゆく 離はなれてゆく
それでも進すすむ僕ぼくは
だってかき垂たれる雨模様あめもよう
ワケない手蜀てしょくに灯ともる閏火うるうひ
ああ 後世こうせいに消きえてゆく
それでもいいとは思おもえない
なんて美うつくし蜃気楼しんきろう
浅葱あさぎの裃かみしもには散ちる桜さくら
ああ 時勢じせいは流ながれてゆく
僕ぼくの袖そでを掠かすめて
誰だれかの袖そでを濡ぬらしてゆく
後世こうせいの人ひとにゃ意味いみないか なあ 郡奉行ぐんぶぎょう
うん ちょっと 長船嬢おさふねじょうさん 今日きょうはどこか
眺ながめのいい茶屋ちゃやとか行いかないか
「こんな日々ひびを過すごしています」
売女ばいおんなのような横顔よこがおだろう
伝屍でんしかばねの人ひと 泣ないている 泣ないているよ
白しらけた目めを瞑つむる
きっとこの世よは蜃気楼しんきろう
浅葱あさぎの裃かみしもには散ちる桜さくら
ああ 時勢じせいは流ながれてゆく
僕ぼくの袖そでを掠かすめてゆく
山粧やましょうう暮くれに篝火かがりびは冴さえ
一太刀ひとたちじゃどうにもこうにもならない
銀紙竹光ぎんがみたけみつ
妾腹娘しょうふくむすめを妾めかけにして
擦すり切きれて自慢じまんする左ひだりの足袋たび
「こんな日々ひびを過すごしたくて」
陰間かげまのような掌てのひらだろう
兵へいたち 夢ゆめのあと 夢ゆめのあと
羨望せんぼうの目めを瞑つむる
そっと駆かけ出だす東海道とうかいどう
箱根はこねの関所せきしょを東ひがしに逸それて
ああ 時勢じせいを追おいかけて
僕ぼくは袖そでを濡ぬらしてゆく
「こんな日々ひびを過すごしています」
烈士れっしのような足元あしもとだろう
許ゆるされれば 離はなれてゆく 離はなれてゆく
それでも進すすむ僕ぼくは
だってかき垂たれる雨模様あめもよう
ワケない手蜀てしょくに灯ともる閏火うるうひ
ああ 後世こうせいに消きえてゆく
それでもいいとは思おもえない
なんて美うつくし蜃気楼しんきろう
浅葱あさぎの裃かみしもには散ちる桜さくら
ああ 時勢じせいは流ながれてゆく
僕ぼくの袖そでを掠かすめて
誰だれかの袖そでを濡ぬらしてゆく