母紅梅の唄 歌詞
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香かおるこの花はな いのちの小花こはな
風かぜよなぶるな 吐息といきにさえも
ゆれて哀かなしく 散ちるものを
銀ぎんの綱つななら まゝままにもなるに
なぜに切きられぬ えにしの絆きずな
胸むねにからめば 未練みれんの波なみが
寄よせて返かえして また寄よせる
燃もえる火ひの酒さけ こう飲のみほして
思おもい切きります 諦あきらめましょう
いいえ独ひとりで しのんで生いきる
母はははこの世よの はぐれ鳥とり
馬骨
2022/12/25 04:13
1949年(昭和24年)大映東京の映画作品の主題歌である・・清水みのる作詞、利根一郎作曲、菊池章子歌である・・映画の歌は映画を見ていない人にはどうしても歌詞の関連が難しいが、歌詞の内容も何となく分かればよいと思う、まして古い映画であるから見た人もすでに少なくなっていると思う・・内容は父と娘を置いて母が失踪する物語である・・母側は・・燃える火の酒こう飲み干して思い切ります諦めますと手放したくない可愛い娘を置いて来る苦しみに耐えるのである・・