旅路の果て 歌詞 冠二郎 ふりがな付

川かわの流ながれに 愁うれいあり
山やまに吹ふく風かぜ 涙なみだあり
俺おれの体からだは ボロボロの
夢ゆめのかけらが あるだけさ
さすらい酒さけに 酔よいしれながら
ひとり旅路たびじの 果はてを行いく

同おなじさだめか ゆきずりの
酒さけにこころを 温あたためた
あんな女おんなは もういない
ついて来こいよと 云いえないで
涙なみだぐんでた お前まえの姿すがた
浮うかぶ旅路たびじの 宿しゅく灯あかり

花はなが一輪いちりん 咲さいている
遠とおい昿野こうのの さびれ駅えき
ここが男おとこの 舞台ぶたいなら
どこで死しのうと 悔くいはない
夢ゆめをもういちど 追おいかけながら
明日あすも旅路たびじの 果はてを行いく