冷つめたい雨あめに濡ぬれながら
垣根かきねに咲さいてる 紅あかい花はな
さざんか さざんかおまえのような
どこか淋さびしい花はなだねと
抱だけばあまえる花はなのいじらしさ
この世よに生いきる悲かなしみを
拾ひろってきたのか 薄うすい眉まゆ
さざんか さざんか 涙なみだをふいて
俺おれでよければ この胸むねで
夢ゆめをそだてて春はるを待またないか
相合傘あいあいがさの ふたりなら
寒さむくはないわと添そえる指ゆび
さざんか さざんかいとしい花はなよ
いつかおまえに青空あおぞらを
見みせてやりたいいつか俺おれの手てで
冷tsumeたいtai雨ameにni濡nuれながらrenagara
垣根kakineにni咲saいてるiteru 紅akaいi花hana
さざんかsazanka さざんかおまえのようなsazankaomaenoyouna
どこかdokoka淋sabiしいshii花hanaだねとdaneto
抱daけばあまえるkebaamaeru花hanaのいじらしさnoijirashisa
このkono世yoにni生iきるkiru悲kanaしみをshimiwo
拾hiroってきたのかttekitanoka 薄usuいi眉mayu
さざんかsazanka さざんかsazanka 涙namidaをふいてwofuite
俺oreでよければdeyokereba このkono胸muneでde
夢yumeをそだててwosodatete春haruをwo待maたないかtanaika
相合傘aiaigasaのno ふたりならfutarinara
寒samuくはないわとkuhanaiwato添soえるeru指yubi
さざんかsazanka さざんかいとしいsazankaitoshii花hanaよyo
いつかおまえにitsukaomaeni青空aozoraをwo
見miせてやりたいいつかseteyaritaiitsuka俺oreのno手teでde