あっという間まの 人生じんせいなのか
春はると思おもえば またの秋あき
俺おれとおまえの 舞台ぶたいの裏うらを
つつきはじめりゃ ボロも出でる
それがあっての 夫婦めおとじゃないか
きゃしゃな身体からだの おまえのどこに
つらい苦労くろうを 忘わすれ花ばな
泣なかす奴やつだよ おまえって奴やつは
さらに云いうなら 俺おれの負まけ
酔よいのまわりも うれしじゃないか
何なにもないから 故郷ふるさとなのさ
今いまはその魅力よさ 見みえる歳とし
長ながい旅路たびじの その先さきの先さき
おまえ帰かえろよ 俺達おれたちも
ふたり一ひとつの 命いのちじゃないか
あっというattoiu間maのno 人生jinseiなのかnanoka
春haruとto思omoえばeba またのmatano秋aki
俺oreとおまえのtoomaeno 舞台butaiのno裏uraをwo
つつきはじめりゃtsutsukihajimerya ボロboroもmo出deるru
それがあってのsoregaatteno 夫婦meotoじゃないかjanaika
きゃしゃなkyasyana身体karadaのno おまえのどこにomaenodokoni
つらいtsurai苦労kurouをwo 忘wasuれre花bana
泣naかすkasu奴yatsuだよdayo おまえってomaette奴yatsuはha
さらにsarani云iうならunara 俺oreのno負maけke
酔yoいのまわりもinomawarimo うれしじゃないかureshijanaika
何naniもないからmonaikara 故郷furusatoなのさnanosa
今imaはそのhasono魅力yosa 見miえるeru歳toshi
長nagaいi旅路tabijiのno そのsono先sakiのno先saki
おまえomae帰kaeろよroyo 俺達oretachiもmo
ふたりfutari一hitoつのtsuno 命inochiじゃないかjanaika