傾斜 歌詞 中島みゆき ふりがな付

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よみ:けいしゃ

傾斜 歌詞

中島みゆき

1982.3.21 リリース
作詞
中島みゆき
作曲
中島みゆき
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傾斜けいしゃ10度どの坂道さかみちを
腰こしの曲まがった老婆ろうばが 少すこしずつのぼってゆく
紫色むらさきいろの風呂敷ふろしき包つつみは
また少すこしまた少すこし 重おもくなったようだ
彼女かのじょの自慢じまんだった足あしは
うすい草履ぞうりの上うえで 横よこすべり横よこすべり
のぼれども のぼれども
どこへも着つきはしない そんな気きがしてくるようだ

冬ふゆから春はるへと坂さかを降おり 夏なつから夜よるへと坂さかを降おり
愛あいから冬ふゆへと人ひとづたい
のぼりの傾斜けいしゃは けわしくなるばかり

としをとるのはステキなことです そうじゃないですか
忘わすれっぽいのはステキなことです そうじゃないですか
悲かなしい記憶きおくの数かずばかり
飽和ほうわの量りょうより増ふえたなら
忘わすれるよりほかないじゃありませんか

息いきが苦くるしいのは きっと彼女かのじょが
出でがけにしめた帯おびがきつすぎたのだろう
息子むすこが彼女かのじょに邪険じゃけんにするのは
きっと彼女かのじょが女房にょうぼうに似にているからだろう
あの子こにどれだけやさしくしたかと
思おもい出だすほど あの子こは他人たにんでもない
みせつけがましいと言いわれて
抜ぬきすぎた白髪しらがの残のこりはあと少すこし

誰だれかの娘むすめが坂さかを降おり 誰だれかの女おんなが坂さかを降おり
愛あいから夜よるへと人ひとづたい
のぼりの傾斜けいしゃは けわしくなるばかり

としをとるのはステキなことです そうじゃないですか
忘わすれっぽいのはステキなことです そうじゃないですか
悲かなしい記憶きおくの数かずばかり
飽和ほうわの量りょうより増ふえたなら
忘わすれるよりほかないじゃありませんか

冬ふゆから春はるへと坂さかを降おり 夏なつから夜よるへと坂さかを降おり
愛あいから冬ふゆへと人ひとづたい
のぼりの傾斜けいしゃは けわしくなるばかり

としをとるのはステキなことです そうじゃないですか
忘わすれっぽいのはステキなことです そうじゃないですか
悲かなしい記憶きおくの数かずばかり
飽和ほうわの量りょうより増ふえたなら
忘わすれるよりほかないじゃありませんか

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曲名:傾斜 歌手:中島みゆき