中島みゆきの歌詞一覧

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よみ:なかじまみゆき

中島みゆきの歌詞一覧

公開日:2014年12月4日 更新日:2025年4月15日

471 曲中 1-200 曲を表示
楽曲・タイトル アーティスト 歌詞・歌い出し

中島みゆき

なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない いつ

銀の龍の背に乗って

中島みゆき

あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕は この非力を嘆いている

地上の星

中島みゆき

風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス

ひとり上手

中島みゆき

私の帰る家は あなたの声のする 街角 冬の雨に 打たれて

時代

中島みゆき

今は こんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうも

ルージュ

中島みゆき

口をきくのがうまくなりました どんな酔いしれた人にでも 口をきくのがうまくなりました ルージュひくたびにわかります

空と君のあいだに

中島みゆき

君が涙のときには 僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて 君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜

ファイト!

中島みゆき

あたし中卒やからね 仕事を もらわれへんのやと書いた 女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている

悪女

中島みゆき

マリコの部屋へ 電話をかけて 男と遊んでる芝居 続けてきたけれど あのこもわりと

ヘッドライト・テールライト

中島みゆき

語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ 紛れ散らばる星の名は 忘れられても ヘッドライト・

涙 -Made in tears-

中島みゆき

忘れようと 心を決めたのは ひと足の途絶えだした 公園通り メッキだらけの

麦の唄(NHK 連続テレビ小説 マッサン 主題歌)

中島みゆき

なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も

倶に(ドラマ「PICU 小児集中治療室」主題歌)

中島みゆき

手すりのない橋を 全力で走る 怖いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ 透きとおった道を

世情

中島みゆき

世の中はいつも 変わって いるから 頑固者だけが 悲しい思いをする

一期一会

中島みゆき

見たこともない空の色 見たこともない海の色 見たこともない野を越えて 見たこともない人に会う 急いで道をゆく人もあり

心音(映画「アリスとテレスのまぼろし工場」主題歌)

中島みゆき

空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空

病院童

中島みゆき

1. 痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる ゆかずに済めば関りたくない それが病院

宙船

中島みゆき

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

うらみ・ます

中島みゆき

うらみますうらみます あたしやさしくなんかないもの うらみますいいやつだと 思われなくていいもの

愛される花 愛されぬ花

中島みゆき

赤い花ゆれる 愛されてゆれる 愛されて頬そめて 恥じらっている 白い花ゆれる

二隻の舟

中島みゆき

時は全てを連れてゆくものらしい なのにどうして寂しさを置き忘れてゆくの いくつになれば人懐かしさを うまく捨てられるようになるの 難しいこと望んじゃいない

霧に走る

中島みゆき

次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと

泣きたい夜に

中島みゆき

泣きたい夜に一人でいるとなおさらに泣けてくる 泣きたい夜に一人はいけない誰かのそばにおいで 一人で泣くとなんだか自分だけいけなく見えすぎる 冗談じゃないわ世の中誰も皆同じくらい悪い

命のリレー

中島みゆき

この一生だけでは辿り着けないとしても 命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ ごらん

化粧

中島みゆき

化粧なんて どうでもいいと 思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい

彼女の生き方

中島みゆき

酒とくすりで 体はズタズタ 忘れたいことが 多すぎる 別れを告げて来た中にゃ

流星

中島みゆき

バスがとまった気配に気づき そっとまぶたをあけてみると ここは山頂のサービスエリア 次の町まであと何百キロ 埃まみれの長距離トラックが鼻先ならべる闇の中

月夜同舟

中島みゆき

今宵の舟には 見覚えのある人が ことばも持たずに 乗りあわせて揺られる

瞬きもせず

中島みゆき

瞬きひとつの あいだの一生 僕たちはみんな一瞬の星 瞬きもせずに 息をすることさえ

誰のせいでもない雨が

中島みゆき

誰のせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている 黒い枝の先ぽつりぽつり血のように りんごが自分の重さで落ちてゆく 誰のせいでもない夜が濡れている

アザミ嬢のララバイ

中島みゆき

ララバイ ひとりで 眠れない夜は ララバイ あたしを

誕生

中島みゆき

ひとりでも私は 生きられるけど でも だれかと ならば

歌姫

中島みゆき

淋しいなんて 口に 出したら 誰もみんな うとましくて

命の別名

中島みゆき

知らない言葉を 覚えるたびに 僕らは大人に近くなる けれど最後まで 覚えられない

月はそこにいる

中島みゆき

逃げ場所を探していたのかもしれない 怖いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然と月は輝き

わかれうた

中島みゆき

途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど

やまねこ

中島みゆき

女に生まれて 喜んでくれたのは 菓子屋とドレス屋と 女衒と女たらし 嵐あけの如月

最愛

中島みゆき

メッセージを お願いします 今 出てゆくあの船に

捨てるほどの愛でいいから

中島みゆき

夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら

空港日誌

中島みゆき

あなたの心が疲れていた頃ヘ もう一度呼び出す 広島空港 風が強くてYSは降りない 気の毒顔で

荒野より(TBS開局60周年記念 日曜劇場「南極大陸」主題歌)

中島みゆき

望みは何かと訊かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊かれたら 君を想えば立ち直れることだ 僕は走っているだろう

愛だけを残せ

中島みゆき

愛だけを残せ 壊れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず

浅い眠り

中島みゆき

忘れないと誓ったあの日の夏は遠く 寄せて返す波にもあの日の風はいない ああ二人で点した あの部屋のキャンドルは

砂の船

中島みゆき

誰か 僕を呼ぶ声がする 深い夜の 海の底から 目を

倒木の敗者復活戦

中島みゆき

打ちのめされたら 打ちひしがれたら 値打ちはそこ止まりだろうか 踏み倒されたら 踏みにじられたら

竹の歌

中島みゆき

遙かな山から吹きつける風に ひれ伏しながら けして折れはせぬ 押し寄せる雲から打ちやまぬ雨に ひれ伏しながら

家出

中島みゆき

家を出てきてくれないかと あなたは いうけれど 私 できればあなたのことを

時刻表

中島みゆき

街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと やさしくなれない女たちは答える 話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら

おまえの家

中島みゆき

雨もあがったことだし おまえの家でも ふっと たずねて みたくなった

線路の外の風景

中島みゆき

なにごともなく一日が過ぎ去っていたあの頃は 苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ なにも疑わずにレールを

毒をんな

中島みゆき

噂は案外当たってるかもしれない 女の六感は当たってるかもしれない おひとよしの男だけがあたしに抱き盗られている 子供の瞳が怯えている 子犬のしっぽが見抜いている

夏土産

中島みゆき

今年は友だちと一緒に 海へ行く約束だから おまえも好きなところへ 友だちと行きなよって 嘘、ついてる目つきぐらいわかるけど

狼になりたい

中島みゆき

夜明け間際の 吉野屋では 化粧の はげかけた シティ・ガールと

鳥になって

中島みゆき

愛した人の数だけ 愛される人はいない 落ち葉の積もる窓辺はいつも 同じ場所と限るもの あなたがとうに昔を忘れたと思っていた

おもいで河

中島みゆき

涙の国から吹く風は ひとつ覚えのサヨナラを 繰り返す おもいで河には 砂の船

リラの花咲く頃

中島みゆき

リラは咲く 祖国を離れて リラは咲く 忘れもせずに 見上げれば

3分後に捨ててもいい

中島みゆき

3分後に捨ててもいいよ 通りがかりゆきがかり 知らない話にうなずいて 少しだけ傍にいて 身代わりなんかじゃないけどさ

あした

中島みゆき

イヤリングを外して 綺麗じゃなくなっても まだ私のことを 見失ってしまわないでね フリルのシャツを脱いで

B.G.M.

中島みゆき

あなたが留守と わかっていたから 嘘でつきとめた電話をかける だれかが出たら それであきらめる

ほうせんか

中島みゆき

悲しいですね人は誰にも 明日 流す涙が 見えません 別れる人と

まるで高速電車のようにあたしたちは擦れ違う

中島みゆき

1. 笑うことも 泣くことも その場限りのあたしたちだけど 思うことも

なつかない猫

中島みゆき

なつかない猫を立ちどまらせたらコイン1枚 手をさしのべて飛びすさるばかり 疑い深い なつかない猫を振り返らせたらコイン1枚 ケガしても誰も届かない場所でうずくまるだけ

中島みゆき

縁ある人 万里の道を越えて 引き合うもの 縁なき人 顔をあわせ

本日、未熟者

中島みゆき

あがいて もがいて 1日がゆく わめいて ほざいて

帰れない者たちへ

中島みゆき

帰れない者たちが 月を見る十三夜 「帰る気もないのね」と 手紙読む十三夜 冷たい肌です

フォーチュン・クッキー

中島みゆき

好きな未来を あなたの手で選びだして ひとつだけ当たり あなたの手の中に ほら

with

中島みゆき

僕のことばは意味をなさない まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね ドアのあかないガラスの城で みんな戦争の仕度を続けてる 旅をすること自体

夜曲

中島みゆき

街に流れる歌を聴いたら 気づいて 私の声に気づいて 夜にさざめく 灯りの中で

時は流れて

中島みゆき

あんたには もう 逢えないと思ったから あたしはすっかり やけを起こして

信じられない頃に

中島みゆき

信じられない頃に あなたが やって来たの 何も悪くは ないの

島より

中島みゆき

私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中

鶺鴒

中島みゆき

心許無く見るものは 野の花僅か草の花 それでも何も無いならば 絵描きの描く花よ咲け 絵描きの描く花よ咲け

白菊

中島みゆき

月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く

伝説

中島みゆき

風につづるしかなかった手紙 あなただけは呼んで 雪でつくるしかなかった形見 あなただけは抱いて 記された文がこの世に残ってゆく

慟哭

中島みゆき

避けられてるかもしれない予感 それとなくそれとなく感じてた 愛されてるかもしれない期待 かろうじてかろうじてつないだ 話がある、と

シーサイド・コーポラス

中島みゆき

コーポラスなんて名前をつけたら 本物のコーポラスが裸足で逃げそうな シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い

HALF

中島みゆき

はじめてあなたを見かけた時に 誰よりもなつかしい気がしました 遠い昔から知ってたような とてもなつかしい人に思えて 気のせいでしょうとそれきり忙しく

ホームにて

中島みゆき

ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと やさしい やさしい声の駅長が 街なかに叫ぶ

五才の頃

中島みゆき

思い出してごらん 五才の頃を 涙流していた 五才の頃を 嘆く訳といえば

海よ

中島みゆき

海よ おまえが 泣いてる夜は 遠い 故郷の

歌をあなたに

中島みゆき

何ンにも 言わないで この手を握ってよ 声にならない歌声が 伝わってゆくでしょう

踊り明かそう

中島みゆき

さあ指笛を 吹き鳴らし 陽気な歌を 思い出せ 心の憂さを

進化樹(ドラマ「やすらぎの刻~道」 主題歌)

中島みゆき

高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚さに まだ気づきもせず

36時間

中島みゆき

1日は36時間と決めたんです 他人さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが

1人で生まれて来たのだから

中島みゆき

ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて ジャスミン

4. 2. 3.

中島みゆき

食べていくための仕事にひと休みして 私はTVをつけた 眠らぬ旅のあれこれを 生まれた街で癒そうと試みていた

泣かないでアマテラス

中島みゆき

アマテラス アマテラス アマテラス どこにいるの アマテラス

野ウサギのように

中島みゆき

いい男は いくらでもいるから そばにいてよね いつでもいてよね 誰にだって

白鳥の歌が聴こえる

中島みゆき

海からかぞえて三番目の倉庫では NOを言わない女に逢える くずれかかった瀞箱の陰には 夜の数だけ天国が見える 白鳥たちの歌が聴こえて来る

傾斜

中島みゆき

傾斜10度の坂道を 腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく 紫色の風呂敷包みは また少しまた少し

朝焼け

中島みゆき

繰り返す 波の音の中 眠れない夜は 独り うらみ言

03時

中島みゆき

あたいを見かけた 噂を聞いて あんたが 港へ発つ汽車と 居所持たずの

悲しいことはいつもある

中島みゆき

だれも 悪くは ないのに 悲しい事なら いつもある

雨月の使者

中島みゆき

作詞: 唐十郎

作曲: 中島みゆき

つむじ風に逆らって 知らない路地を曲がるとき ふと思いだす 忘れた使い 夢の中の原っぱに

あたいの夏休み

中島みゆき

短パンを穿いた付け焼刃レディたちが 腕を組んでチンピラにぶらさがって歩く ここは別荘地 盛り場じゃないのよと レースのカーテンの陰

この世に二人だけ

中島みゆき

あなたの彼女が描いた絵の 載った本をみつけた やわらかなパステルの色は そのままにあなたの好みの色

サーモン・ダンス

中島みゆき

まだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで たくさんの魂が待ってる 見つからない

ミラージュ・ホテル

中島みゆき

そんなホテルがどこにあるのか 誰も確かに見た人がない どんな造りでどんな色なの 人の噂のたびに違うよ 星がとても近くあって

夜を往け

中島みゆき

追いつけないスピードで走り去るワゴンの窓に 憧れもチャンスも載っていたような気がした あれ以来眠れない 何かに急かされて 走らずにいられない

群衆

中島みゆき

はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆

誘惑

中島みゆき

やさしそうな表情は 女たちの流行 崩れそうな強がりは 男たちの流行 本当のことは言えない

あした天気になれ

中島みゆき

何ンにつけ 一応は 絶望的観測をするのが癖です わかりもしない望みで 明日をのぞいてみたりしないのが癖です

さよならさよなら

中島みゆき

さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ

樹高千丈 落葉帰根

中島みゆき

見知らぬ土地へ流れてゆく心細さをたとえるなら 幹から遠くなるほどに 次第に細くなってゆく枝葉 私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら

六花

中島みゆき

広い空の中には 罪もけがれもある 広い空の中には 何もないわけじゃない 広い空の上から

難破船

中島みゆき

思い出なんか邪魔な荷物 急いで捨てることさ 傾いた船べりから 後悔は終わらない

クレンジング クリーム

中島みゆき

クレンジングクリームひと塗り いやな女現われる クレンジングクリームひと塗り ずるい女現われる クレンジングクリームひと塗り

ローリング

中島みゆき

工事ランプの凍る路地をたどって 探しあぐねた たむろできる場所を 昨夜騒いだ店は客を忘れて 一見相手の洒落た挨拶を配り

十年

中島みゆき

凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた

ランナーズ・ハイ

中島みゆき

ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか

アイス・フィッシュ

中島みゆき

アイス・フィッシュ どうしてかな アイス・フィッシュ いつからかな アイス・フィッシュ

4.2.3.

中島みゆき

食べていくための仕事にひと休みして 私はTVをつけた 眠らぬ旅のあれこれを 生まれた街で癒そうと試みていた

親愛なる者へ

中島みゆき

風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ

見返り美人

中島みゆき

窓から見おろす 真冬の海が 愛は終わりと教えてくれる 壊れたての 波のしぶきが

船を出すのなら九月

中島みゆき

船を出すのなら九月 誰も見ていない星の九月 人を捨てるなら九月 人は皆 冬の仕度で夢中だ

りばいばる

中島みゆき

忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も

雨が空を捨てる日は

中島みゆき

雨が空を捨てる日は 忘れた昔が 戸を叩く 忘れられない 優しさで

慕情(ANB系ドラマ やすらぎの郷 主題歌)

中島みゆき

愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情は無い

ララバイSINGER

中島みゆき

右の翼は夜 忘れさせる夜 つらさ悲しさを忘れさせる翼 左翼は海 思い出させる海

Tell Me,Sister

中島みゆき

自分が嫌いだった 何もかも嫌だった 嫌うことで別の自分になれる気分になってた 低い鼻やクセの髪じゃ もしなかったら

生きてゆくおまえ

中島みゆき

小さな羊 小さな羊 ドアをあけて ドアをあけて いえいえキツネ

EAST ASIA

中島みゆき

降りしきる雨は霞み 地平は空まで 旅人一人歩いてゆく 星をたずねて どこにでも住む鳩のように

未完成

中島みゆき

言えないこと何かあって 貴方の目が夜へ逸れる 点けたままのTVの中 昔に観た映画が光る 出来上がらないパズルのようね

100人目の恋人

中島みゆき

あきらめてほしければ 嚇したらどうかしら 私の昔の恋人を ならべたてるのね あなたには初めてで

横恋慕

中島みゆき

わるいけどそこで 眠ってるひとを 起こしてほしいの 急いでるの 話があるの

友情

中島みゆき

悲しみばかり見えるから この目をつぶすナイフがほしい そしたら闇の中から 明日が見えるだろうか 限り知れない痛みの中で

小石のように

中島みゆき

山をくだる流れにのせて まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ 転がりだす石は16才 流れはおもい次第

妬いてる訳じゃないけれど

中島みゆき

妬いてる訳じゃ ないけれども 今夜は 眠れない 誰かあたしを

夢の京

中島みゆき

うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて

おとぎばなし

中島みゆき

いちばん好きな人と結ばれる 幸せ者は 稀なことね いちばん好きな人は いつだって

カーニヴァルだったね

中島みゆき

気がつけばしたたかに飲んだくれ 祭りの街で 道のほとりに身をさらばえて 歌う宵宮の歌 見渡せばいつの間に

帰省

中島みゆき

遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り

はじめまして

中島みゆき

はじめまして 明日 はじめまして 明日 あんたと一度

あなたが海を見ているうちに

中島みゆき

あなたが海を見ているうちに 私 少しずつ遠くへゆくわ 風が冷たくならないうちに 私

あわせ鏡

中島みゆき

グラスの中に自分の背中がふいに見える夜は あわせ鏡を両手で砕く 夢が血を流す なりたい夢となれる夢とが本当はちがうことくらい わかってるから鏡みるとき芝居してるのよ

エレーン

中島みゆき

風にとけてったおまえが残していったものといえば おそらく誰も着そうにもない 安い生地のドレスが鞄にひとつと みんなたぶん一晩で忘れたいと思うような悪い噂

有謬の者共

中島みゆき

いくつの夜を 集めても足りない ここは隠れ家 息をひそめてる 幻の火を

十二天

中島みゆき

北の天から 南の天へ 乾の天から 巽の天へ 西の天から

惜しみなく愛の言葉を

中島みゆき

もしも私の愛の言葉の あらん限りを君に贈れば もう明日から言葉も尽きて 私は愛に置き去りかしら いいえ私は

昔から雨が降ってくる

中島みゆき

昔、僕はこの池のほとりの 1本の木だったかもしれない 遠い空へ手を伸ばし続けた やるせない木だったかもしれない あの雨が降ってくる

幸せ

中島みゆき

夢なら醒めるいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が窓の向こうで星のように遠ざかる電車で思います

C.Q.

中島みゆき

C.Q. C.Q.…… C.Q. C.Q.…… C.Q.

海鳴り

中島みゆき

海鳴りが寂しがる夜は 古い時計が泣いてなだめる 遠く過ぎて行った者たちの 声を真似して 呼んでみせる

サーチライト

中島みゆき

あたしがあんまりブルースを 歌いすぎたから 町では このところ 天気予報は「明日も夜です」

忘れられるものならば

中島みゆき

遠く遠く遠く遠く 続く旅の 明け暮れに いつかいつか忘れかけた 旅に出た

ひとり遊び

中島みゆき

もう長いこと あたしは ひとり遊び 独楽を回したり 鞠をついたりして

ボギーボビーの赤いバラ

中島みゆき

ボギーボビーの赤いバラ むかしは きれいに 咲いていた ボギーボビーの赤いバラ

心月

中島みゆき

心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる

ピアニシモ

中島みゆき

あらん限りの大声を張りあげて 赤ん坊の私はわめいていた 大きな声を張りあげることで 大人のあいだに入れると思った 大人の人たちの声よりも

あなた恋していないでしょ

中島みゆき

あなた恋していないでしょ わざと恋していないでしょ 理屈に適うことばかり 他人事みたいに話すもの あなた恋していないでしょ

背広の下のロックンロール

中島みゆき

うまく化けてるね 見分けがつかない程に 静かな人に見えるよ どこから見ても たぎる怒り

あの人に似ている

中島みゆき

昔 哀しい恋をした 街はきれい 人がきれい

夢の通り道を僕は歩いている

中島みゆき

夢の通り道を僕は歩いている たった1人だけで僕は歩いている それは必ずしも 運命のゆくえと同じとは限らず 僕は足をとめる

明日なき我等

中島みゆき

我等明日なき者は 何も願いを持たず 風のままに 風に打たれ いつか風になろう

永遠の嘘をついてくれ

中島みゆき

ニューヨークは粉雪の中らしい 成田からの便はまだまにあうだろうか 片っぱしから友達に借りまくれば けっして行けない場所でもないだろうニューヨークぐらい なのに永遠の嘘を聞きたくて

孤独の肖像 1st.

中島みゆき

悲しみは あなたを失くしたことじゃなく もう二度と だれも信じられなくなることよ どうせみんなひとりぽっち

此処じゃない何処かへ

中島みゆき

拾ってきたラジカセだけが たったひとつの窓だった 教科書よりずっとはるかに 真実に聴こえたラヴソング 手当たりしだいムカついてた

ふたつの炎

中島みゆき

みつめあうことだけが大切なことじゃないと あなたは首すじから私の腕をほどく むさぼり合った季節は過ぎて 信じ合える時が来たんだと あなただけが大人になったように私を諭す

あり、か

中島みゆき

その日もおいらはアルバイトでこき使われてくたばってた 路地裏では遠慮なしに猫がさかっていた 表通りのキャバレーからぼられた客がころがり出す 踏みたおしてただで済むと思うなとしゃがれ声 逃げこんできたのはおいらの1DK

吹雪

中島みゆき

日に日に強まる吹雪は なお強まるかもしれない 日に日に深まる暗闇 なお深まるかもしれない 日に日に打ち寄せる波が

波の上

中島みゆき

何から何まで 昨日を 忘れてみても 胸の中に残る おまえの熱い声

異国

中島みゆき

とめられながらも去る町ならば ふるさとと呼ばせてもくれるだろう ふりきることを尊びながら 旅を誘うまつりが聞こえる

泥海の中から

中島みゆき

ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない 許せよと すまないと

裸足で走れ

中島みゆき

黙っているのは 卑怯なことだと おしゃべり男の 声がする 命があるなら

うそつきが好きよ

中島みゆき

ああ 月の夜は ああ 夢になれよ

渚便り

中島みゆき

涙色した貝は 私の心 あなたの指から こぼれ落ちた 波のしずく

中島みゆき

夜もまだ明けない 冷たく蒼い空 小さな噤は 何思い 巡る

天女の話

中島みゆき

あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる あんたあんな嘘いわせて

アリア -Air-

中島みゆき

やまぬ雨のように 考え続けよう あなたのことだけを 考え続けよう 世の中のことなど振り向きもせず

ごまめの歯ぎしり

中島みゆき

目出度いことか知らないけれど 私、この頃 疑ぐり深い 人の気持ちや真心よりも 人の打算に目が向いてしまう

夜の色

中島みゆき

君の眠る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のひそむ夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 光は希望か

匂いガラス~安寿子の靴

中島みゆき

作詞: 唐十郎

作曲: 中島みゆき

匂いガラス お話ししましょう 誰かがなくし 誰かが拾った

知人・友人・愛人・家人

中島みゆき

あなたの瞳の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人

蒼い時代

中島みゆき

蒼い時代のことやから忘れてやってくださいと あなたの親に謝られても 何のことかわからないわ 蒼い時代のただなかで私たちは互いに 過去も未来もないことにして固く抱きあったね

F.O.

中島みゆき

どちらから別れるってこじれるのは ごめんだな避けたいな いい子じゃないか 忙しくて用があって会えないから 愛情は変わらないが疎遠になる

それ以上言わないで

中島みゆき

自分でなんか言えないことを 貴方自分で知ってたくせに なにか言わなきゃならないような しずかな海になぜ来たの 少し私が寒そうにすると

あばよ

中島みゆき

なにもあの人だけが世界じゅうで一番 やさしい人だと限るわけじゃあるまいし たとえばとなりの町ならばとなりなりに やさしい男はいくらでもいるもんさ

勝手にしやがれ

中島みゆき

右へ行きたければ 右へ行きゃいいじゃないの あたしは左へ行く 山へ行きたければ 山へ行きゃいいじゃないの

店の名はライフ

中島みゆき

店の名はライフ 自転車屋のとなり どんなに酔っても たどりつける 店の名はライフ

流浪の詩

中島みゆき

さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから

安寿子の靴

中島みゆき

作詞: 唐十郎

作曲: 中島みゆき

こうして いつも水の時計はまわる 水に流すつもりでまわり 水にさからう時間をさがす 涙は折れた水の針

ルチル(Rutile Quartz)

中島みゆき

ほんとは桜にも心があるのならば 私の聴こえない 何を歌っているの ほんとは小石にも心があるのならば 私のわからない

小春日和

中島みゆき

たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに

月の夜に

中島みゆき

月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳き波が 光るのを辿ってゆく 朝になれば

身体の中を流れる涙

中島みゆき

1. 身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている

産声

中島みゆき

1. 忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合良く消え去りはしない どれも都合良く呼び戻せるはずもなくて

スクランブル交差点の渡り方

中島みゆき

初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました

今日以来

中島みゆき

失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり 後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました

雪傘

中島みゆき

1. 迷惑でなければ傍にいて 車を拾うまで雪の中 これきりと心で決めている私の 最後のわがまま聞いてね

翼をあげて

中島みゆき

空を覆う者は誰だ 風を投げる者は誰だ 明日を閉ざす者は誰だ 気がついている

海に絵を描く

中島みゆき

海に絵を描く 絵具は涙 海が絵を呑む 記憶は逃げる 忘れたものは

Good Morning,Ms.Castaway

中島みゆき

Good Morning, Ms. Castaway ずっと待っていたわ

紅い河

中島みゆき

どこへゆく どこへゆく 紅い河 ただ流れゆく流れゆく時のままに 浮かべた舟は

女という商売

中島みゆき

SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる

PAIN

中島みゆき

抗う水には 行く手は遠い 崩れる水には 岸は遠い どんなに傷つき汚れても

清流

中島みゆき

なぜ競わなければいられないのでしょう 男と女は敵じゃないわ なぜ夢中になることは弱みになるのでしょう 私あなたの敵じゃないわ 従えてもひれ伏させても

かもめの歌

中島みゆき

いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい おまえより多くあきらめた人の

南三条

中島みゆき

地下鉄の海へ流れ込む人の流れに身をまかせ 今日も流れゆく流れゆく心のぬけがら 互いに誰もがまるで人のいない砂漠をゆくように うまくすり抜けてすり抜けて触れあわず流れゆく 突然袖引かれ見れば

北の国の習い

中島みゆき

離婚の数では日本一だってさ 大きな声じゃ言えないけどね しかも女から口火を切ってひとりぽっちの道を選ぶよ 北の国の女は耐えないからね 我慢強いのはむしろ南の女さ

極楽通りへいらっしゃい

中島みゆき

何処からきたのってあたしが訊いたら 馴れたふりして答えてね 昨日住んでた場所なんて訊いてないわ 今夜の気分で答えてね 泣きだしそうなあんたのためには

中島 みゆき(なかじま みゆき、本名:中島 美雪(読みは同じ)、1952年2月23日 - )は、日本のシンガーソングライター、ラジオパーソナリティ。北海道札幌市出身。1975年にシングル「アザミ嬢のララバイ」でデビューした。公式ファンクラブ名は「なみふく」。 オリコンにおいて、4つの年代にわたってシングルチャート1位を獲得した唯一のソロ・アーティストであり、他のアーティストへの提供曲が、5つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得している(後述参照)。また、自身の歌唱も含めると、作詞・作曲を手掛けた作品が5つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得したことになる。 wikipedia