ポップソングと23歳 歌詞 コンテンポラリーな生活 ふりがな付

どんな期待きたいはずれの
毎日まいにちがあるとして
それを笑わらって過すごせたら
どれほどいいのだろう
むしろ希望きぼうはないはずの
時代じだいに生うまれても
案外あんがいこれでいいかもと
思おもえたらいいのだろう

僕ぼくらは何なんとなしに
年としをとって重かさねたけど
気きづいたなら
そろそろヤバいかもと
思おもうのも恐おそろしいや

繰くり返かえし往いく時ときを
ずっと僕ぼくら歩あるいていくんだろう
昔むかし流行はやった曲きょくを
今いまも流ながしているような
そんな場所ばしょに時々ときどき
立たち寄よるけど

もしも僕ぼくらの人生じんせいが
宝たからくじかなんかで
大幅おおはばに変かわったなら
満足まんぞくできたろうか

僕ぼくらは必死ひっしに今いま
上うえを向むいて歌うたうけれど
気きづいたなら
誰だれもいないかもと
思おもうのも恐おそろしいや

繰くり返かえし叫さけぶなら
見みえない道みちも歩あるいていたいんだよ
昔むかし流行はやった曲きょくを
聴きいたときに思おもい出だせる
そんな場所ばしょに時々ときどき
寄よりたいけど

さよならなんかもう
この先さき何度なんど聞きけばいいのかい
僕ぼくらのことを覚おぼえていてよ

消きえないで光ひかるなら
死しなない声こえを僕ぼくは探さがすんだよ
今いま一度いちど歌うたうから
もうちょっとだけ聴きいて欲ほしい
すべて込こめて作つくる
僕ぼくのポップソング

消きえない今いまを探さがしていく
そんな場所ばしょを目指めざしてゆくだけだろう