祇園ぎおんの町まちの 明あかるさに
眠ねむれぬ夜よるの 東山ひがしやま
古ふるいのれんの その奥おくで
こいと いとはん 今日きょうも泣なく
京都きょうとの夜よるは 恋こいの夜よる
あんまりどすえ 友禅ゆうぜんの
絞しぼりの藍あいを ときながら
遠とおく離はなれて 行いった人ひと
思おもいかえらぬ 加茂かもの水みず
京都きょうとの夜よるは 恋こいの夜よる
鐘かねが鳴なります 知恩院ちおんいん
古ふるいのれんの きびしさに
そっと残のこした 紅べにのあと
こいと いとはん どこへ行いく
京都きょうとの夜よるは 恋こいの夜よる
祇園gionのno町machiのno 明akaるさにrusani
眠nemuれぬrenu夜yoruのno 東山higashiyama
古furuいのれんのinorenno そのsono奥okuでde
こいとkoito いとはんitohan 今日kyouもmo泣naくku
京都kyoutoのno夜yoruはha 恋koiのno夜yoru
あんまりどすえanmaridosue 友禅yuuzenのno
絞shiboりのrino藍aiをwo ときながらtokinagara
遠tooくku離hanaれてrete 行iったtta人hito
思omoいかえらぬikaeranu 加茂kamoのno水mizu
京都kyoutoのno夜yoruはha 恋koiのno夜yoru
鐘kaneがga鳴naりますrimasu 知恩院chionin
古furuいのれんのinorenno きびしさにkibishisani
そっとsotto残nokoしたshita 紅beniのあとnoato
こいとkoito いとはんitohan どこへdokohe行iくku
京都kyoutoのno夜yoruはha 恋koiのno夜yoru