Marie 歌詞 松たか子 ふりがな付

毎日まいにちが昨日きのうになる
波なみのようにゆらいでる

あなたなら笑わらうだろう
変かわらずにいるのでしょう
肩かたのかたむく歩あるき方かただけは

窓まどに映うつるかげが立たち止どまって
左ひだりの耳みみにかかる髪かみをなでる
すれ違ちがう視線しせんに交まじり合あって
その肩かたを照てらすこもれびがにじむ

やわらかに笑わらうのを
もう一度いちど確たしかめて
ふっと封ふうじた唇くちびるに触ふれる

かわいた風かぜに舞まう砂すなのように
どこへでも飛とんでいく笑わらい声ごえと
唇くちびるにとどめたためいきからこぼれた言葉ことばを
追おい風かぜがさらう

わたしをつないで
忘わすれないように
もう一度いちど笑わらって

毎日まいにちが昨日きのうになる
波なみのようにゆらいでる