風かぜが青あおい稲いねの穂ほを撫なで抜ぬけてく畦道あぜみち
静寂しじま 蝉せみの声こえ 自分じぶんの付つく息いき 足音あしおと
真上まうえから照てりつける八月はちがつの太陽たいよう
鋭するどい刃はで切きり取とった影かげを踏ふみながら
額がくから背中せなかから流ながれ落おちる汗あせ
視線しせんの向むこうは陽炎かげろう
写真しゃしんの中なかの君きみ 無邪気むじゃきに笑わらってる浜辺はまべで
この時とき 君きみは 二十歳はたち過すぎで
あどけなさの中なかに 強つよい心こころ 秘ひめている
生命いのちの輝かがやき ほとばしる瞬間しゅんかんをとらえたのはこのオレ
名付なづけようも無ない感情かんじょうで
つむじ風かぜ 湧わき立たち
手て招まねくように 導みちびくように 明日あしたへと
いつかまた逢あえる日ひが来きた時とき
君きみに恥はじない日々ひび 送おくることを誓ちかおう青空あおぞらに
愛あいされた感触かんしょくが素肌すはだと心こころに今いまも消きえずにあるから
風kazeがga青aoいi稲ineのno穂hoをwo撫naでde抜nuけてくketeku畦道azemichi
静寂shijima 蝉semiのno声koe 自分jibunのno付tsuくku息iki 足音ashioto
真上maueからkara照teりつけるritsukeru八月hachigatsuのno太陽taiyou
鋭surudoいi刃haでde切kiりri取toったtta影kageをwo踏fuみながらminagara
額gakuからkara背中senakaからkara流nagaれre落oちるchiru汗ase
視線shisenのno向muこうはkouha陽炎kagerou
写真syashinのno中nakaのno君kimi 無邪気mujakiにni笑waraってるtteru浜辺hamabeでde
このkono時toki 君kimiはha 二十歳hatachi過suぎでgide
あどけなさのadokenasano中nakaにni 強tsuyoいi心kokoro 秘hiめているmeteiru
生命inochiのno輝kagayaきki ほとばしるhotobashiru瞬間syunkanをとらえたのはこのwotoraetanohakonoオレore
名付naduけようもkeyoumo無naいi感情kanjouでde
つむじtsumuji風kaze 湧waきki立taちchi
手te招maneくようにkuyouni 導michibiくようにkuyouni 明日ashitaへとheto
いつかまたitsukamata逢aえるeru日hiがga来kiたta時toki
君kimiにni恥haじないjinai日々hibi 送okuることをrukotowo誓chikaおうou青空aozoraにni
愛aiされたsareta感触kansyokuがga素肌suhadaとto心kokoroにni今imaもmo消kiえずにあるからezuniarukara