家路 歌詞 浜田省吾 ふりがな付

青あおく沈しずんだ夕闇ゆうやみに浮うかぶ街まちを見みおろし
この人生じんせいが 何処どこへ俺おれを導みちびくのか尋たずねてみる
手てに入いれた形けいあるもの やがて失うしなうのに
人ひとはそれを夢ゆめと名付なづけ 迷まよいの中なかさまよう

そして女達おんなたちは愛あいという名なのもとに
俺おれを上うえと下したに引ひき裂さいた
だけど今いまでも信しんじている
心こころのすべてを奪うばい去さるような真実しんじつの愛あい

悲かなしみ果はてしなく風かぜは夜毎よごと冷つめたく
人ひとは去さり人ひとは来くる でも気付きづけば
道標みちしるべもない道みちに一人ひとり

そして夜よるが明あけたらまた生いきてくために
生活くらしを背負せおって歩あるき出だす
疲つかれた体からだ 次第しだいに何なにも
聞きこえなくなる 感かんじなくなる だけど

どんなに遠とおくてもたどり着ついてみせる
石いしのような孤独こどくを道連みちづれに
空そらとこの道みち出会であう場所ばしょへ

青あおく沈しずんだ夕闇ゆうやみに浮うかぶ街まちを見みおろし

どんなに遠とおくてもたどり着ついてみせる
時ときのはざまにいつの日ひか
魂たましいを解とき放はなって
どんなに遠とおくてもたどり着ついてみせる
石いしのような孤独こどくを道連みちづれに
空そらとこの道みち出会であう場所ばしょへ