好すきになるのは 悲かなしいことと
知しった 女おんなの 泣なきぼくろ
厭あきも あかれも しないのに
なぜに なぜに なぜに
二人ふたりは 生いき別わかれ
雲くもに 聞きいても 知しらんと言いうた
風かぜに 聞きいても わからない
生いきる 此この世よの 幸しあわせは
どこの どこの どこの
岸辺きしべに あるのやら
愚痴ぐちは 言いうまい
死しぬ時とききゃ ひとり
誰だれも ついては 来きてくれぬ
重かさね 合あわせた いのちさえ
結むすぶ 結むすぶ 結むすぶ
すべない 浮寝うきね草ぐさ
好suきになるのはkininarunoha 悲kanaしいこととshiikototo
知shiったtta 女onnaのno 泣naきぼくろkibokuro
厭aきもkimo あかれもakaremo しないのにshinainoni
なぜにnazeni なぜにnazeni なぜにnazeni
二人futariはha 生iきki別wakaれre
雲kumoにni 聞kiいてもitemo 知shiらんとranto言iうたuta
風kazeにni 聞kiいてもitemo わからないwakaranai
生iきるkiru 此koのno世yoのno 幸shiawaせはseha
どこのdokono どこのdokono どこのdokono
岸辺kishibeにni あるのやらarunoyara
愚痴guchiはha 言iうまいumai
死shiぬnu時tokiきゃkya ひとりhitori
誰dareもmo ついてはtsuiteha 来kiてくれぬtekurenu
重kasaねne 合aわせたwaseta いのちさえinochisae
結musuぶbu 結musuぶbu 結musuぶbu
すべないsubenai 浮寝ukine草gusa