穢けがれも知しらずに 無邪気むじゃきなまま
青あおい鳥とりを追おいかけ 彷徨さまよ)った
夢ゆめの宿やどり木ぎを かざしながら
千せんの願ねがい 叶かなうように
めぐりめぐる時ときの中なかで
旅人たびびとは誰だれも皆みんな
涙なみだの跡あとをたどって 寄よる辺べなく明日あしたを目指めざす
はらはら風かぜに 舞まい散ちる記憶きおく
愛いとしいあの人ひとの面影おもかげは
そっと触ふれれば 刹那せつなに消きえる
幻まぼろしの影かげと 蜃気楼しんきろう
星ほしの輝かがやきを忘わすれぬように
真昼まひるの月つきをのぞいた万華鏡まんげきょう
夜よるの静寂せいじゃく 現うつつの夢ゆめ
生うまれ変かわれるのなら
名前なまえもない一輪いちりんの 路傍ろぼうの花はなになりたい
ゆらゆら揺ゆれて たゆたう心こころ
過すぎしあの日々ひびの想おもい出では
瞳ひとみ閉とじれば あわく溶とけゆく
その温ぬくもり抱だきしめて
はらはら風かぜに 舞まい散ちる記憶きおく
愛いとしいあの人ひとの面影おもかげは
そっと触ふれれば 刹那せつなに消きえる
幸しあわせのかけら 蜃気楼しんきろう
棚引たなびく雲くもに 想おもいを乗のせて
結むすんだ絆きずな あの約束やくそくも
時代じだいをかけ抜ぬく風かぜになれ
穢kegaれもremo知shiらずにrazuni 無邪気mujakiなままnamama
青aoいi鳥toriをwo追oいかけikake 彷徨samayo)ったtta
夢yumeのno宿yadoりri木giをwo かざしながらkazashinagara
千senのno願negaいi 叶kanaうようにuyouni
めぐりめぐるmegurimeguru時tokiのno中nakaでde
旅人tabibitoはha誰dareもmo皆minna
涙namidaのno跡atoをたどってwotadotte 寄yoるru辺beなくnaku明日ashitaをwo目指mezaすsu
はらはらharahara風kazeにni 舞maいi散chiるru記憶kioku
愛itoしいあのshiiano人hitoのno面影omokageはha
そっとsotto触fuれればrereba 刹那setsunaにni消kiえるeru
幻maboroshiのno影kageとto 蜃気楼shinkirou
星hoshiのno輝kagayaきをkiwo忘wasuれぬようにrenuyouni
真昼mahiruのno月tsukiをのぞいたwonozoita万華鏡mangekyou
夜yoruのno静寂seijaku 現utsutsuのno夢yume
生uまれmare変kaわれるのならwarerunonara
名前namaeもないmonai一輪ichirinのno 路傍robouのno花hanaになりたいninaritai
ゆらゆらyurayura揺yuれてrete たゆたうtayutau心kokoro
過suぎしあのgishiano日々hibiのno想omoいi出deはha
瞳hitomi閉toじればjireba あわくawaku溶toけゆくkeyuku
そのsono温nukuもりmori抱daきしめてkishimete
はらはらharahara風kazeにni 舞maいi散chiるru記憶kioku
愛itoしいあのshiiano人hitoのno面影omokageはha
そっとsotto触fuれればrereba 刹那setsunaにni消kiえるeru
幸shiawaせのかけらsenokakera 蜃気楼shinkirou
棚引tanabiくku雲kumoにni 想omoいをiwo乗noせてsete
結musuんだnda絆kizuna あのano約束yakusokuもmo
時代jidaiをかけwokake抜nuくku風kazeになれninare