来くるか来こないか半々はんはんの
賭かけにあずけたしのび逢あい
そっとホテルの窓まどをあけ
山やまの音おときく夜よふけ頃ごろ
……ひとり慣なれない酒さけをのむ
きっと来くるわといいきかせ
来こない時ときにも嘆なげくなと
胸むねをおさえてつぶやいて
過すぎる時間じかんを見みつめてる
……ひとりうつろに酒さけをのむ
冬ふゆが静しずかにしのび寄よる
不意ふいにみぞれの音おとがする
これではかない夢ゆめも消きえ
後あとは未練みれんを捨すてるだけ
……ひとりふるえて酒さけをのむ
来kuるかruka来koないかnaika半々hanhanのno
賭kaけにあずけたしのびkeniazuketashinobi逢aいi
そっとsottoホテルhoteruのno窓madoをあけwoake
山yamaのno音otoきくkiku夜yoふけfuke頃goro
……ひとりhitori慣naれないrenai酒sakeをのむwonomu
きっとkitto来kuるわといいきかせruwatoiikikase
来koないnai時tokiにもnimo嘆nageくなとkunato
胸muneをおさえてつぶやいてwoosaetetsubuyaite
過suぎるgiru時間jikanをwo見miつめてるtsumeteru
……ひとりうつろにhitoriutsuroni酒sakeをのむwonomu
冬fuyuがga静shizuかにしのびkanishinobi寄yoるru
不意fuiにみぞれのnimizoreno音otoがするgasuru
これではかないkoredehakanai夢yumeもmo消kiえe
後atoはha未練mirenをwo捨suてるだけterudake
……ひとりふるえてhitorifuruete酒sakeをのむwonomu