海~松原遠く消ゆるところ~ 歌詞
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白帆しらほの影かげは浮うかぶ
干網ほしあみ浜はまに高たかくして
鴎かもめは低ひくく波なみに飛とぶ
見みよ昼ひるの海うみ
見みよ昼ひるの海うみ
島山しまやま闇やみに著しるしきあたり
漁火いさりび光ひかり淡あわし
寄よる波なみ岸きしに緩ゆるくして
浦風うらかぜ軽かろく沙いさご吹ふく
見みよ夜よるの海うみ
見みよ夜よるの海うみ
馬骨
2022/11/15 05:22
これは文部省唱歌の海で松原遠くという出だしの歌である・・もう一つ他に海は広いな大きいなという童謡があるが、この文部省の海は海を描写した優れた詩ということができる・・松原遠く消ゆるところ、白帆の影は浮かぶ、干し網浜に高くして、鴎は低く波に飛ぶ、見よ昼の海見よ昼の海・・夜の海は漁火が見え、寄る波は優しい・・という歌であるが、詩情として秀逸であるが、海に囲まれたこの日本国には、海は広いな大きいなが、という夢を付したい・・