城ヶ島の雨 歌詞
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利久鼠りきゅうねずみの 雨あめがふる
雨あめは真珠しんじゅか 夜明よあけの霧きりか
それともわたしの 忍しのび泣なき
舟ふねはゆくゆく 通とおり矢やのはなを
濡ぬれて帆ほ上あげた ぬしの舟ふね
ええ 舟ふねは櫓やぐらでやる
櫓やぐらは歌うたでやる
歌うたは船頭せんどうさんの 心意気こころいき
雨あめはふるふる 日ひはうす曇ぐもる
舟ふねはゆくゆく 帆ほがかすむ
馬骨
2023/02/15 05:46
1912年(明治45年大正元年)北原白秋作詞、梁田貞作曲の歌である・・藤山一郎が初めでその後美空、三橋と一流どころがリリスして唄っている・・三橋の処で歌詞の内容に関して述べているので、名曲に御託はいらないと思うのでしみじみとこの歌を聴いてもらった方が良いでしょう・・北原白秋の詩に楽曲が付いた初めての曲である・・
馬骨
2022/11/10 03:49
戦前の奥田良三が音源である、年の順に聴かせてもらったが、藤山一郎は将に正統的な歌い方であり、この歌をやや強すぎるかと思われる調子で唄っていた、美空ひばりは途中子新内崩しは一か所するが美空にすれば極めてストレートな歌い方で強烈な感動を受けた、鮫島はソプラノ歌手らしく正統的に唄い少し語調を弱く歌っていたのでこれも素敵だと思った「利休鼠の雨が降る」が巷で話題になっているが、緑がかった灰色の雨という事らしい・・