嗚呼、人生が二度あれば 歌詞 かりゆし58 ふりがな付

心こころが千切ちぎれてしまいそうな 悔くやしさを胸むねで噛かみ殺ころして
諦あきらめたものや断たち切きった思おもい
ロックを捨すてた彼かれの手てが
生うまれてきたばかりの命いのちを抱だきしめる時とき初はじめて気付きづく
愛あいは情熱じょうねつより強つよく 悲かなしいくらいに無償むしょうのものだと

花はな萌もえゆり 風立かぜたちぬ 今いま片道かたみちの旅たびを行いく

嗚呼ああ、人生じんせいが二度にどあれば もしもこの人生じんせいが二度にどあれば
次つぎはどんな生いき方かたをするだろう
嗚呼ああ、時ときを戻もどせるなら もう一度いちどあの日ひに戻もどれたなら
今度こんどはどっちの道みちを選えらぶだろう

校庭こうていの桜さくらの根元ねもと タイムカプセルに詰つめ込こまれた
手紙てがみの宛先あてさき 期待きたい色いろの未来みらい
勇気ゆうきとも呼よべない程ほどの 幼おさない無謀むぼうさだけを胸むねに
未いまだ永遠えいえんのままの夢ゆめを疑うたがいもせず追おいかけて
少年達しょうねんたちは果はてなき旅たびに出でる

花はな萌もえゆり 風立かぜたちぬ まだ描えがきかけの世界せかい地図ちず

嗚呼ああ、人生じんせいが二度にどあれば もしもこの人生じんせいが二度にどあれば
覚悟かくごなんて意味いみをなくすだろう
嗚呼ああ、 時ときを戻もどせるなら もう一度いちどあの日ひに戻もどれたなら
今日きょうという日ひはどこへ向むかうのだろう

嗚呼ああ、人生じんせいが二度にどあれば もしもこの人生じんせいが二度にどあれば
涙なみだなんて流ながれはしないだろう 命いのちがこんなに輝かがやきはしないだろう