ペイパームーン 歌詞 Halo at 四畳半 ふりがな付

コンクリートの夜空よぞらに落書らくがきをして
名前なまえも無ないその星ほしを繋つなげていく
「どうか、もう」と願ねがいを込こめたとしても
架空かくうの星ほしではそれすらも叶かなわないのかい

テールライトの光ひかりが照てらし出だしている
暗くらがりの道みちを歩あるいていく
それがもし私わたしの意思いしだとしても
誰だれとも知しれない あの光ひかりの真似事まねごと

信しんじるべきものの基準きじゅんをください
窓まどから見みえている月つきが笑わらっていた
信しんじるべきものを教おしえてください
理想りそうを選えらんでも答こたえだとは限かぎらないという

どれほどの闇やみを潜くぐり抜ぬけてきた?
その続つづきを

救世主きゅうせいしゅのいない物語ものがたりで
なあ 君きみを救すくい出だせるだろうか
今いまもこの手てはずっと震ふるえている
守まもり抜ぬけない約束やくそくがあったな
それでもまだ息いきは続つづいている
真実しんじつの歌うた
ペイパームーン

コントロールを失うしなった機械きかいの間あいだを
掻かき分わけ向むこうへと進すすんでいく
この街まちの誰だれも胸むねに大おおきな
穴あなが空あいてること 気付きづかないままで

どうか、もう これ以上いじょう 出会であわぬように
さよならの意味いみを知しらずにいたい
どうか、もう これ以上いじょう 悲かなしまぬように
この胸むねに大おおきな穴あなを空あけて欲ほしい

どれだけの終おわりを見送みおくったのだろうか
そっと

感情論かんじょうろん 逸それた心こころまで
なあ 声こえは響ひびき渡わたるだろうか
体温たいおんを失なくした様ように凍こごえている
分わかち合あえない苦くるしみがあったな
それが今いまも胸むねを掴つかんでいる
解放かいほうの歌うたを

救世主きゅうせいしゅのいない物語ものがたりで
なあ 君きみを救すくい出だせるだろうか
今いまもこの手てはずっと震ふるえている
守まもり抜ぬけない約束やくそくがあったな
それでもまだ息いきは続つづいている

流星りゅうせいの消きえた街まちの空そらへ
ああ 継接つぎはぎの月つきを浮うかべた
荒唐無稽こうとうむけいなストーリー 答こたえの無ない問といを
たとえそれが作つくり物ものだろうと
信しんじるべきは照てらす光ひかりだろう
真実しんじつの歌うた
ペイパームーン