繰くり返かえし すべてを失うしなった
けれども夜明よあけは 無情むじょうにも望のぞみよこした
満月まんげつが 悲かなしげに浮うかんで
俺おれの足下あしもとを 照てらして微笑ほほえみかけてる
きっといつかは あの春色はるいろの
優やさしき陽ひの温ぬくみに 抱だきしめられたくて
胸むねを焦こがすほどの思おもいが
握にぎりしめる手ての中なかで 燃もえ残のこる
海鳴うみなりが 遠とおくに響ひびいてる
君きみとの記憶きおくを 深ふかい青色あおいろに沈しずめて
きっと誰だれしも 拭ぬぐいきれずに
振ふり払はらうその両手りょうてで 愛あいにしがみついて
壁かべに身みを預あずけ 黄昏たそがれを煙けむりの中なかにくゆらせていた
胸むねを焦こがすほどの思おもいが
握にぎりしめる手ての中なかで 燃もえ残のこる
傷きずだらけの体からだほどいて
心こころ眠ねむらせて 明日あしたをまた越こえろ
明日あしたをまた越こえろ
繰kuりri返kaeしshi すべてをsubetewo失ushinaったtta
けれどもkeredomo夜明yoaけはkeha 無情mujouにもnimo望nozoみよこしたmiyokoshita
満月mangetsuがga 悲kanaしげにshigeni浮uかんでkande
俺oreのno足下ashimotoをwo 照teらしてrashite微笑hohoeみかけてるmikaketeru
きっといつかはkittoitsukaha あのano春色haruiroのno
優yasaしきshiki陽hiのno温nukuみにmini 抱daきしめられたくてkishimeraretakute
胸muneをwo焦koがすほどのgasuhodono思omoいがiga
握nigiりしめるrishimeru手teのno中nakaでde 燃moえe残nokoるru
海鳴uminaりがriga 遠tooくにkuni響hibiいてるiteru
君kimiとのtono記憶kiokuをwo 深fukaいi青色aoiroにni沈shizuめてmete
きっとkitto誰dareしもshimo 拭nuguいきれずにikirezuni
振fuりri払haraうそのusono両手ryouteでde 愛aiにしがみついてnishigamitsuite
壁kabeにni身miをwo預azuけke 黄昏tasogareをwo煙kemuriのno中nakaにくゆらせていたnikuyuraseteita
胸muneをwo焦koがすほどのgasuhodono思omoいがiga
握nigiりしめるrishimeru手teのno中nakaでde 燃moえe残nokoるru
傷kizuだらけのdarakeno体karadaほどいてhodoite
心kokoro眠nemuらせてrasete 明日ashitaをまたwomata越koえろero
明日ashitaをまたwomata越koえろero