風かぜに吹ふかれ歩あるき続つづけ
気きづいたらここに来きていた
戎橋えびすばし 手てすりに凭もたれて
自分じぶんに腹はらを立たてていた
立たち止どまって落おち込こむなんて
あたしらしくないわ
あの星ほしが手てに届とどかなくて
俯うつむき水面みなもを見みてる
道頓堀どうとんぼり
涙なみだ色いろの川かわ
独ひとり言ごと 底そこに沈しずんどるで
悲かなしみだけ流ながせばええねん
あんたのその夢ゆめ 捨すてたらあかん
街まち灯あかりが点つき始はじめて
人混ひとごみが余計よけい寂さびしい
グリコサイン 「何なに 落おち込こんどんねん?」
丸まるめた背中せなか 突つっ込こまれた
諦あきらめたら楽らくになれるで
弱気よわき虫むしが誘さそう
もう少すこしあの空そらを見上みあげ
明日あしたは晴はれろと願ねがう
道頓堀どうとんぼり
迷まよいごとの川かわ
渡わたったら 少すこし強つよくなれる
辛つらいことは海うみへと流ながそう
あんたの心こころは捨すてたらあかん
道頓堀どうとんぼり
涙なみだ色いろの川かわ
独ひとり言ごと 底そこに沈しずんどるで
橋はしの上うえで誰だれもがつぶやく
大事だいじな夢ゆめなら捨すてたらあかん
風kazeにni吹fuかれkare歩aruきki続tsuduけke
気kiづいたらここにduitarakokoni来kiていたteita
戎橋ebisubashi 手teすりにsurini凭motaれてrete
自分jibunにni腹haraをwo立taてていたteteita
立taちchi止doまってmatte落oちchi込koむなんてmunante
あたしらしくないわatashirashikunaiwa
あのano星hoshiがga手teにni届todoかなくてkanakute
俯utsumuきki水面minamoをwo見miてるteru
道頓堀doutonbori
涙namida色iroのno川kawa
独hitoりri言goto 底sokoにni沈shizuんどるでndorude
悲kanaしみだけshimidake流nagaせばええねんsebaeenen
あんたのそのantanosono夢yume 捨suてたらあかんtetaraakan
街machi灯akaりがriga点tsuきki始hajiめてmete
人混hitogoみがmiga余計yokei寂sabiしいshii
グリコサインgurikosain 「何nani 落oちchi込koんどんねんndonnen?」
丸maruめたmeta背中senaka 突tsuっxtu込koまれたmareta
諦akiraめたらmetara楽rakuになれるでninarerude
弱気yowaki虫mushiがga誘sasoうu
もうmou少sukoしあのshiano空soraをwo見上miaげge
明日ashitaはha晴haれろとreroto願negaうu
道頓堀doutonbori
迷mayoいごとのigotono川kawa
渡wataったらttara 少sukoしshi強tsuyoくなれるkunareru
辛tsuraいことはikotoha海umiへとheto流nagaそうsou
あんたのantano心kokoroはha捨suてたらあかんtetaraakan
道頓堀doutonbori
涙namida色iroのno川kawa
独hitoりri言goto 底sokoにni沈shizuんどるでndorude
橋hashiのno上ueでde誰dareもがつぶやくmogatsubuyaku
大事daijiなna夢yumeならnara捨suてたらあかんtetaraakan