キンモクセイ 歌詞 間慎太郎 ふりがな付

ふるさとのキミのことを想おもい出だす時ときがあるのさ
秋あきの風かぜがキンモクセイの香かおりを連つれてきた時ときさ

赤信号あかしんごうが長ながく感かんじる 十じゅう数年前すうねんまえは昨日きのうのよう
またこの季節きせつがやってきた キミへの想おもいが止とまらない

あの頃ころよりも優やさしい気持きもちになれるのはどうしてなんだろう
あの頃ころキミはいつも言いってた『冬ふゆの日ひも咲さかせてよキンモクセイ』

それぞれ過すぎ行ゆく時間ときの流ながれで 心こころで泣なき空そらを見上みあげ耐たえた
それぞれ過すぎ行ゆく時間ときの流ながれで 人ひとのぬくもり感かんじる毎日まいにちだった

あの頃ころよりも優やさしい気持きもちになれるのはどうしてなんだろう
キミが好すきだった花はなの香かおりさ 現在いまもボクはキミを想おもってる

信号しんごうが青あおになり また歩あるき出だす今夜こんやも
冬ふゆの足音あしおとが骨身ほねみにしみる 切せつない胸むねに風かぜが吹ふいてる

ふるさとのキミのことを想おもい出だす時ときがあるのさ
秋あきの風かぜがキンモクセイの香かおりを連つれてきた時とき