何故なぜ こんなに悲かなしく
貴方あなたは辺あたりを染そめるの?
何故なぜ こんなに優やさしく
貴方あなたは 心こころを包つつんでくれるの?
風かぜに揺ゆれる木々きぎの声こえ
幾いくつもの虫むしの歌声うたごえ
影かげが少すこし背伸せのびしている
雲くもの色いろが赤あかくなり
見渡みわたす空そらが広ひろくて
急きゅうに涙なみだが溢あふれ出だした
明日あしたが見みえているのに
ただ不安ふあんで恐こわくなるよ
茜色あかねいろに染そまる大空おおぞら
見上みあげたらちっぽけな悩なやみが
涙なみだと滲にじんで消きえた
ゆるりゆられ落おちる
枯かれ葉はは妙みょうに切せつなく
命いのち終おわり 尽つきる
大地だいちは命いのち繋つなげる
この自然しぜんの勇いさましさも
秋あきの空そら泳およぐトンボも
昔むかしから今いままでずっと
語かたり掛かけてくれている
時ときに視界しかいを遮さえぎる雨あめ
時ときに見みとれる綺麗きれいな月夜つきよ
移うつり変かわりがまるで心こころのよう
いつも教おしえてくれるよ
明日あしたが見みえているのに
ただ不安ふあんで恐こわくなるよ
茜色あかねいろに染そまる大空おおぞら
見上みあげたらちっぽけな悩なやみが
涙なみだと滲にじんで消きえた
秋あきが運はこぶ澄すんだ空気くうきが
奏かなでる音おとをより和やわらげた
過去かこの哀かなしみも未来みらいへの不安ふあんも
天てん高たかく秋あきの空そらに放はなて
明日あしたが見みえているのに
ただ不安ふあんで恐こわくなるよ
茜色あかねいろに染そまる大空おおぞら
見上みあげたらちっぽけな悩なやみが
涙なみだと滲にじんで消きえた
何故naze こんなにkonnani悲kanaしくshiku
貴方anataはha辺ataりをriwo染soめるのmeruno?
何故naze こんなにkonnani優yasaしくshiku
貴方anataはha 心kokoroをwo包tsutsuんでくれるのndekureruno?
風kazeにni揺yuれるreru木々kigiのno声koe
幾ikuつものtsumono虫mushiのno歌声utagoe
影kageがga少sukoしshi背伸senoびしているbishiteiru
雲kumoのno色iroがga赤akaくなりkunari
見渡miwataすsu空soraがga広hiroくてkute
急kyuuにni涙namidaがga溢afuれre出daしたshita
明日ashitaがga見miえているのにeteirunoni
ただtada不安fuanでde恐kowaくなるよkunaruyo
茜色akaneiroにni染soまるmaru大空oozora
見上miaげたらちっぽけなgetarachippokena悩nayaみがmiga
涙namidaとto滲nijiんでnde消kiえたeta
ゆるりゆられyururiyurare落oちるchiru
枯kaれre葉haはha妙myouにni切setsuなくnaku
命inochi終owaりri 尽tsuきるkiru
大地daichiはha命inochi繋tsunaげるgeru
このkono自然shizenのno勇isaましさもmashisamo
秋akiのno空sora泳oyoぐguトンボtonboもmo
昔mukashiからkara今imaまでずっとmadezutto
語kataりri掛kaけてくれているketekureteiru
時tokiにni視界shikaiをwo遮saegiるru雨ame
時tokiにni見miとれるtoreru綺麗kireiなna月夜tsukiyo
移utsuりri変kaわりがまるでwarigamarude心kokoroのようnoyou
いつもitsumo教oshiえてくれるよetekureruyo
明日ashitaがga見miえているのにeteirunoni
ただtada不安fuanでde恐kowaくなるよkunaruyo
茜色akaneiroにni染soまるmaru大空oozora
見上miaげたらちっぽけなgetarachippokena悩nayaみがmiga
涙namidaとto滲nijiんでnde消kiえたeta
秋akiがga運hakoぶbu澄suんだnda空気kuukiがga
奏kanaでるderu音otoをよりwoyori和yawaらげたrageta
過去kakoのno哀kanaしみもshimimo未来miraiへのheno不安fuanもmo
天ten高takaくku秋akiのno空soraにni放hanaてte
明日ashitaがga見miえているのにeteirunoni
ただtada不安fuanでde恐kowaくなるよkunaruyo
茜色akaneiroにni染soまるmaru大空oozora
見上miaげたらちっぽけなgetarachippokena悩nayaみがmiga
涙namidaとto滲nijiんでnde消kiえたeta