片想いでいい 歌詞 坂本冬美 ふりがな付

顔かおが好このみとか そんなんじゃないの
いつからか君きみが この胸むねを満みたした
変かわりゆく表情ひょうじょう 揺ゆれる髪かみの毛け
ここから見みられれば それだけでいい

片想かたおもいでいい 彼かれの隣となりでいい
もしかして、なんて無ないほど
好すきだとわかるから

辛つらくはないよ こんなに誰だれかを
見みているだけで 満みち足たりるなんて
大おおきめの耳みみも 細ほそい指ゆびも
見みているだけでいい ここから

片想かたおもいでいい 彼かれの隣となりでいい
もしかして、なんて無ないほど
好すきだとわかるから
片想かたおもいでいい 僕ぼくを嫌きらいでいい
夢ゆめなど見みさせないで 覚さめたら嫌いやだから

僕ぼくの気持きもちなど 知しらないでいい
ぶつけたところで 病やむから

片想かたおもいでいい 今いまのままでいい
変へんな動うごきをしなければ 全すべてが丸まるになる
片想かたおもいでいい 見みれるだけでいい
何なによりも怖こわいのは 嫌きらわれてしまうこと

愛あいし合あう彼女かのじょと彼かれの姿すがたなんてもの
想像そうぞうすりゃ血反吐ちへど吐はくくらいそりゃあね憎にくいよ
だけど何なにができる?僕ぼくに何なにができる?
彼女かのじょの心こころに僕ぼくは居いない
今いまのままがいいだろう?これ以上いじょうは無ないよ
無理矢理むりやり他ほかの誰だれかを好すきになれるか?
憐あわれんだらいいよ
辛つらくないと言いってるだろう
片想かたおもいでいい今いまのままで いいから