赤い靴 歌詞 MERRY ふりがな付

赤あかい靴くつ 履はいてた猫ねこが
異人いじんさんに 手てを引ひかれてる
何処どこかに行いってしまった
煙突えんとつは黒くろいため息いきばかり吐はき
空あき地ちの隅すみで 少年しょうねん少女しょうじょ合唱隊がっしょうたいが 今日きょうも唄うたう
贅沢ぜいたくは敵てき 人生じんせいは永久えいきゅう迷路めいろ

「あれもこれも全部ぜんぶ時代じだいのせいです。」なんて
言葉ことばはまるで扇風機せんぷうき
ただ首くび振ふり続つづけてるだけ 進すすめない

悲かなしき口笛くちぶえ吹ふく りんごの歌うたをうたう
愛あいしているから耳みみの裏うらに接吻せっぷんして
太陽たいようが怒いかったら紅あかい夕日ゆうひになった
有あり難がとう 左様さようなら

兵隊へいたいさんが 鉄砲てっぽう向むけて こっちを見みている
まるでここは動物園どうぶつえん みんな見世物みせもの
夕焼ゆうやけ小焼こやけでまた明日あした…

悲かなしき口笛くちぶえ吹ふく りんごの歌うたをうたう
答こたえはあの子このスカートの中なかにある
紅あかい夕日ゆうひは蒼あおく青あおざめ月つきになった
有あり難がとう 左様さようなら