灰はいや光ひかりに塗ぬれて世よの中なかの片隅かたすみで静しずかに針はりを落おとした
飽あきもせずに廻まわる事ことに喜よろこびを
雨あめの日ひも風かぜの日ひも続つづけて欲ほしい
矛盾むじゅんで錆さびたナイフ 片手かたてに握にぎり締しめた
或あるいは その姿すがたにも似にた夕焼ゆうやけ
この世界せかいの為ための私わたしに生うまれるなら
一人一人ひとりひとりに行いく宛ずつ 報しらせて
何者なにものかになれる轍てつに見惚みほれるから
御伽噺おとぎばなしを幾いくつも聴きかせて
長ながく短みじかく儚はかなく其それとなくある夏なつに
針はりをそっと落おとした
終おわり迄まで 廻まわり続つづける暁あかつきに
これまでと これからを届とどけて欲ほしい
見様見真似みようみまねでナイフ 逆様さかさまに握にぎり締しめた
例たとえば この姿すがた 見みえなくなるまで
今宵こよいはどの位くらい 仄暗ほのぐらい
足掻あがいて魅みせるダンス ここに火ひを灯ともして
今宵こよいはどの位くらい 仄暗ほのぐらい
足あし宛あていて魅みせるダンス だから火ひを灯ともして
"この世界せかいは我等われらの為ために"
粋いきがるなよ
一人ひとり一ひとつの野望やぼうも持もたない癖くせに
唯一ゆいいつ人ひとになれる私わたしに見惚みほれるなら
御伽噺おとぎばなしを一ひとつだけ聴きかせよう
灰はいや光ひかりに塗ぬれて世よの中なかの片隅かたすみで静しずかに針はりを落おとした
飽あきもせずに廻まわる事ことに喜よろこびを
雨あめの日ひも風かぜの日ひも続つづけて欲ほしい
灰haiやya光hikariにni塗nuれてrete世yoのno中nakaのno片隅katasumiでde静shizuかにkani針hariをwo落oとしたtoshita
飽aきもせずにkimosezuni廻mawaるru事kotoにni喜yorokoびをbiwo
雨ameのno日hiもmo風kazeのno日hiもmo続tsuduけてkete欲hoしいshii
矛盾mujunでde錆saびたbitaナイフnaifu 片手katateにni握nigiりri締shiめたmeta
或aruいはiha そのsono姿sugataにもnimo似niたta夕焼yuuyaけke
このkono世界sekaiのno為tameのno私watashiにni生uまれるならmarerunara
一人一人hitorihitoriにni行iくku宛zutsu 報shiらせてrasete
何者nanimonoかになれるkaninareru轍tetsuにni見惚mihoれるからrerukara
御伽噺otogibanashiをwo幾ikuつもtsumo聴kiかせてkasete
長nagaくku短mijikaくku儚hakanaくku其soれとなくあるretonakuaru夏natsuにni
針hariをそっとwosotto落oとしたtoshita
終oわりwari迄made 廻mawaりri続tsuduけるkeru暁akatsukiにni
これまでとkoremadeto これからをkorekarawo届todoけてkete欲hoしいshii
見様見真似miyoumimaneでdeナイフnaifu 逆様sakasamaにni握nigiりri締shiめたmeta
例tatoえばeba このkono姿sugata 見miえなくなるまでenakunarumade
今宵koyoiはどのhadono位kurai 仄暗honoguraいi
足掻agaいてite魅miせるseruダンスdansu ここにkokoni火hiをwo灯tomoしてshite
今宵koyoiはどのhadono位kurai 仄暗honoguraいi
足ashi宛ateいてite魅miせるseruダンスdansu だからdakara火hiをwo灯tomoしてshite
"このkono世界sekaiはha我等wareraのno為tameにni"
粋ikiがるなよgarunayo
一人hitori一hitoつのtsuno野望yabouもmo持moたないtanai癖kuseにni
唯一yuiitsu人hitoになれるninareru私watashiにni見惚mihoれるならrerunara
御伽噺otogibanashiをwo一hitoつだけtsudake聴kiかせようkaseyou
灰haiやya光hikariにni塗nuれてrete世yoのno中nakaのno片隅katasumiでde静shizuかにkani針hariをwo落oとしたtoshita
飽aきもせずにkimosezuni廻mawaるru事kotoにni喜yorokoびをbiwo
雨ameのno日hiもmo風kazeのno日hiもmo続tsuduけてkete欲hoしいshii