「離はなれちゃダメよ ついてくるのよ」
カマトトの夏なつの夢ゆめ
夜よな夜よな祭まつりに行いくの
まだあるかしら林檎りんご飴あめ
「遅おくれちゃダメよ 早はやく行いくのよ」
道みちを間違まちがえないで
私わたしのこの寂さびしさを
伝つたえたいけど忍しのびない
あのね、一人ひとりだけ愛あいさないで
今日きょうは二人ふたりだけの秘密ひみつだよ
笑わらう貴方あなただけは見みたくない
濡ぬれた髪かみを縛しばる貴方あなたが見みたい
冷ひえ切きった手てを握にぎる私わたしでいたい
「別わかれは嫌いやよ 嘘うそより嫌いやよ」
朝焼あさやけに見みえた月つき
私わたしのこの侘わびしさで
振ふり向むかせたい お側そばに居いたい
でも見みたくない あんな顔かお
あのね、一人ひとりだけ救すくわないで
いつも二人ふたりが居いた帰かえり道みち
誰だれに恋こいをしてもいいのかな
林檎りんご飴あめを齧かじる音おとがした
心こころざわつく
髪かみに目めがゆく
風かぜが過すぎたらまた明日あした
さぁ戻もどりましょう
さらば、今いまに笑わらう時ときが来くる
今日きょうは祭まつりなんだ許ゆるしてよ
夏なつが終おわるまでに愛あいせたら
凍こごえた目めで見みたい貴方あなたのこと
雪ゆきの降ふる頃ころまで忘わすれ難がたし
「離hanaれちゃrechaダメdameよyo ついてくるのよtsuitekurunoyo」
カマトトkamatotoのno夏natsuのno夢yume
夜yoなna夜yoなna祭matsuりにrini行iくのkuno
まだあるかしらmadaarukashira林檎ringo飴ame
「遅okuれちゃrechaダメdameよyo 早hayaくku行iくのよkunoyo」
道michiをwo間違machigaえないでenaide
私watashiのこのnokono寂sabiしさをshisawo
伝tsutaえたいけどetaikedo忍shinoびないbinai
あのねanone、一人hitoriだけdake愛aiさないでsanaide
今日kyouはha二人futariだけのdakeno秘密himitsuだよdayo
笑waraうu貴方anataだけはdakeha見miたくないtakunai
濡nuれたreta髪kamiをwo縛shibaるru貴方anataがga見miたいtai
冷hiえe切kiったtta手teをwo握nigiるru私watashiでいたいdeitai
「別wakaれはreha嫌iyaよyo 嘘usoよりyori嫌iyaよyo」
朝焼asayaけにkeni見miえたeta月tsuki
私watashiのこのnokono侘wabiしさでshisade
振fuりri向muかせたいkasetai おo側sobaにni居iたいtai
でもdemo見miたくないtakunai あんなanna顔kao
あのねanone、一人hitoriだけdake救sukuわないでwanaide
いつもitsumo二人futariがga居iたta帰kaeりri道michi
誰dareにni恋koiをしてもいいのかなwoshitemoiinokana
林檎ringo飴ameをwo齧kajiるru音otoがしたgashita
心kokoroざわつくzawatsuku
髪kamiにni目meがゆくgayuku
風kazeがga過suぎたらまたgitaramata明日ashita
さぁsaa戻modoりましょうrimasyou
さらばsaraba、今imaにni笑waraうu時tokiがga来kuるru
今日kyouはha祭matsuりなんだrinanda許yuruしてよshiteyo
夏natsuがga終oわるまでにwarumadeni愛aiせたらsetara
凍kogoえたeta目meでde見miたいtai貴方anataのことnokoto
雪yukiのno降fuるru頃koroまでmade忘wasuれre難gataしshi