泣なくな いとしの わが妻つまよ
世間せけんを棄すてた 晴はれの日ひに
この花はな 悲かなしみ 忘わすれ花ばな
虞美人草ぐびじんそうを つみながら
行ゆこう 二人ふたりの 遠とおい道みち
触ふれちゃいけない 兄嫁あによめと
手てをとり 越こえた国境くにざかい
おぼろな月夜つきよに見みた君きみは
虞美人草ぐびじんそうの 美うつくしさ
罪つみが二人ふたりを 強つよくする
たった一度いちどの 人生じんせいを
生いきよう せめて正直しょうじきに
重おもたい荷物にもつを背負せおいつつ
虞美人草ぐびじんそうよ わが妻つまよ
行ゆこう 二人ふたりの 坂道さかみちを
泣naくなkuna いとしのitoshino わがwaga妻tsumaよyo
世間sekenをwo棄suてたteta 晴haれのreno日hiにni
このkono花hana 悲kanaしみshimi 忘wasuれre花bana
虞美人草gubijinsouをwo つみながらtsuminagara
行yuこうkou 二人futariのno 遠tooいi道michi
触fuれちゃいけないrechaikenai 兄嫁aniyomeとto
手teをとりwotori 越koえたeta国境kunizakai
おぼろなoborona月夜tsukiyoにni見miたta君kimiはha
虞美人草gubijinsouのno 美utsukuしさshisa
罪tsumiがga二人futariをwo 強tsuyoくするkusuru
たったtatta一度ichidoのno 人生jinseiをwo
生iきようkiyou せめてsemete正直syoujikiにni
重omoたいtai荷物nimotsuをwo背負seoいつつitsutsu
虞美人草gubijinsouよyo わがwaga妻tsumaよyo
行yuこうkou 二人futariのno 坂道sakamichiをwo