流れて津軽 歌詞
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雪ゆきはおんなの 恨うらみ花ばな
三味しゃみは抱だいても 情なさけは抱だけぬ
みれん深浦ふかうら 鯵ヶ沢あじがさわ
よされ よされと… 流ながれて津軽つがる
よされよされと 吹雪ふぶいて見みえぬ
三味しゃみをたよりの くどき唄うた
雪ゆきの向むこうに かくれた春はるを
せめて手てさぐり 五所川原ごしょがわら
よされ よされと… 流ながれて津軽つがる
よされ よされと… 流ながれて津軽つがる
馬骨
2022/06/22 04:10
三味を抱いての津軽の流れ旅の心映でもあろうか・・よされよされと凍れて積もる雪は女の怨み花・・三味は抱いても情けは抱けぬ、未練深浦鰺ヶ沢津軽を西から東へ流れ旅、旅とはいっても嘗てのごぜ、流しの三味線である・・よされよされと吹雪いて見えぬ三味を頼りの口説き唄、雪の向こうに隠れた春をせめて手探り、五所川原津軽のやや中央辺り・・よされよされと流れて津軽、春を求めて彷徨う流れ旅・・