流浪歌 歌詞
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誰だれにわかって ほしくはないが
優やさしき友ともよ 別わかれ際めに
せめてうたおか 流浪歌たびうたを
独ひとり夜汽車よぎしゃに 憂うれいを托あずけ
呷あおる旅たび酒ざけ 何故なぜこう薄うすい
祭まつりのあとの 侘わびしさに
ひとりうたおか 流浪歌たびうたを
星ほしの流ながれに 我わが行ゆく末すえを
重かさねあわせる 他国たこくの夜更よふけ
瞼まぶたとじれば 故郷こきょうが見みえる
風かぜにうたおか 流浪歌たびうたを
馬骨
2022/04/21 03:31
都落ちには落城のイメージがあるが、この流浪歌(たびうた)は故郷を離れて流離う旅である・・都落ちする背中の寒さ、誰にわかって欲しくはないが・・優しき友よせめて歌おか流浪歌を・・あおる旅酒何故こう薄い・・祭りの後の侘しさに、せめて歌をか流浪歌を・・星の流れに我が身を重ね瞼閉じれば故郷が見える・・風に歌おか流浪歌を・・将に流浪の旅である・・