ゴンドラの唄 歌詞
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
紅あかき唇くちびる あせぬ間まに
熱あつき血潮ちしおの 冷ひえぬ間まに
明日あすの明日あすは 無ないものを
いのち短みじかし 恋こいせよ乙女おとめ
いざ手てをとりて かの船ふねに
いざ燃もゆる頬ほおを 君きみが頬ほおに
ここには誰だれも 来こぬものを
いのち短みじかし 恋こいせよ乙女おとめ
黒髪くろかみの色いろ あせぬ間まに
心こころの炎ほのお 消きえぬ間まに
今日きょうはふたたび 来こぬものを
馬骨
2022/08/30 20:10
イタリア・ベネチア運河の手漕ぎの舟の唄であるのに、吉井勇の歌詞によって、全くの日本の歌になり、中山新平の曲で、後世に歌い継がれる名曲に成った、特に命短し恋せよ乙女、とかいざ手を取りて彼の舟に、ここには誰も来ぬものをと、男性が女性に語り掛けているようにも見えるが、赤き唇褪せぬ間にという辺りは女性の生き方あり方の様な側面もあり、その後男女問わずこの歌は多くの歌手に歌い継がれている・・