どこまでも続つづくひまわり畑ばたけ
列車れっしゃは走はしってゆく ドアを開あけたまま
風かぜを受うけても汗あせは乾かわかない
窓まどの外そとは ひまわり ひまわり
帽子ぼうしを脱ぬいだ若わかい兵士へいしの
夏なつの休暇きゅうかは始はじまったばかり
ウイスキー片手かたてに遠とおくを見みてる
窓まどの外そとは ひまわり ひまわり
気きの良よい父ちちと働はたらき者ものの母はは
彼かれの帰かえりを待まっているだろう
彼かれの顔かおは 駅えき毎ごとに
子供こどもの顔かおになってゆく
午後ごごの光ひかりが瞳ひとみの奥おくに
鮮あざやか過すぎる色いろを焼やき付つける
瞼まぶた開あけても夢ゆめは終おわらない
窓まどの外そとは ひまわり ひまわり
小ちいさな駅えきを幾いくつ数かぞえたら
あの地平ちへいに眠ねむれるのだろう
彼かれの顔かおは 駅えき毎ごとに
知しらない顔かおになってゆく
車掌しゃしょうの靴音くつおと レールの軋きしみ
子供こどもの泣なき声ごえ 子守唄こもりうたのリフレイン
あてない旅たびは黄色きいろいまどろみ
窓まどの外そとは ひまわり ひまわり
どこまでもdokomademo続tsuduくひまわりkuhimawari畑batake
列車ressyaはha走hashiってゆくtteyuku ドアdoaをwo開aけたままketamama
風kazeをwo受uけてもketemo汗aseはha乾kawaかないkanai
窓madoのno外sotoはha ひまわりhimawari ひまわりhimawari
帽子boushiをwo脱nuいだida若wakaいi兵士heishiのno
夏natsuのno休暇kyuukaはha始hajiまったばかりmattabakari
ウイスキuisukiー片手katateにni遠tooくをkuwo見miてるteru
窓madoのno外sotoはha ひまわりhimawari ひまわりhimawari
気kiのno良yoいi父chichiとto働hataraきki者monoのno母haha
彼kareのno帰kaeりをriwo待maっているだろうtteirudarou
彼kareのno顔kaoはha 駅eki毎gotoにni
子供kodomoのno顔kaoになってゆくninatteyuku
午後gogoのno光hikariがga瞳hitomiのno奥okuにni
鮮azaやかyaka過suぎるgiru色iroをwo焼yaきki付tsuけるkeru
瞼mabuta開aけてもketemo夢yumeはha終oわらないwaranai
窓madoのno外sotoはha ひまわりhimawari ひまわりhimawari
小chiiさなsana駅ekiをwo幾ikuつtsu数kazoえたらetara
あのano地平chiheiにni眠nemuれるのだろうrerunodarou
彼kareのno顔kaoはha 駅eki毎gotoにni
知shiらないranai顔kaoになってゆくninatteyuku
車掌syasyouのno靴音kutsuoto レreールruのno軋kishiみmi
子供kodomoのno泣naきki声goe 子守唄komoriutaのnoリフレインrifurein
あてないatenai旅tabiはha黄色kiiroいまどろみimadoromi
窓madoのno外sotoはha ひまわりhimawari ひまわりhimawari