桜前線さくらぜんせん 追おいかけて
小ちいさな列車れっしゃに 乗のりました
北きたの山間やまあい 大内宿おおうちじゅくは
薄紅色うすべにいろの 春はるなのに
愛あいに区切くぎりが つけられなくて
心こころは今いまも 冬ふゆ止どまり
二人ふたり出逢であった 駅えきに降おり
想おもい出で拾ひろって 歩あるきます
並ならぶ茅かや葺ぶき 大内宿おおうちじゅくは
時間じかんを止とめて いるようで
あの日ひ抱だきしめ 幸しあわせくれた
あなたに逢あえる 気きがします
人ひとの心こころは 変かわるのに
優やさしい景色けしきは 変かわらない
桜さくら舞まい散ちる 大内宿おおうちじゅくの
ポストに入いれた 「さようなら」
今いまも心こころは 振ふり向むくけれど
今日きょうから私わたし 泣なきません
桜前線sakurazensen 追oいかけてikakete
小chiiさなsana列車ressyaにni 乗noりましたrimashita
北kitaのno山間yamaai 大内宿oouchijukuはha
薄紅色usubeniiroのno 春haruなのにnanoni
愛aiにni区切kugiりがriga つけられなくてtsukerarenakute
心kokoroはha今imaもmo 冬fuyu止doまりmari
二人futari出逢deaったtta 駅ekiにni降oりri
想omoいi出de拾hiroってtte 歩aruきますkimasu
並naraぶbu茅kaya葺buきki 大内宿oouchijukuはha
時間jikanをwo止toめてmete いるようでiruyoude
あのano日hi抱daきしめkishime 幸shiawaせくれたsekureta
あなたにanatani逢aえるeru 気kiがしますgashimasu
人hitoのno心kokoroはha 変kaわるのにwarunoni
優yasaしいshii景色keshikiはha 変kaわらないwaranai
桜sakura舞maいi散chiるru 大内宿oouchijukuのno
ポストposutoにni入iれたreta 「さようならsayounara」
今imaもmo心kokoroはha 振fuりri向muくけれどkukeredo
今日kyouからkara私watashi 泣naきませんkimasen