睦月むつき 如月きさらぎ 弥生やよいが過すぎて
春はるは名なばかり 行いくばかり
命いのち尽つくして 何故なぜ結むすばれぬ
卯うの花月はなづきの 憎にくらしさ
あなた私わたしの そばにきて
涙なみだでめくる おんなの暦こよみ
皐月さつき 水無月みなづき ただ待まちわびて
墨絵すみえ文月ふみづき 書かく手紙てがみ
未練みれんごころを またかき立たてる
葉月はづきの空そらの 遠とお花火はなび
一期一会いちごいちえと 云いうけれど
情なさけが欲ほしい おんなの暦こよみ
木染月こそめづきから 雨あめ降ふりやまず
どうか逢あわせて 神無月かんなづき
あなた恋こいしと 霜月しもつき耐たえて
師走しわすの露地ろじで 飲のむお酒さけ
夢ゆめでいいから 抱だきしめて
ひとりじゃ寒さむい おんなの暦こよみ
睦月mutsuki 如月kisaragi 弥生yayoiがga過suぎてgite
春haruはha名naばかりbakari 行iくばかりkubakari
命inochi尽tsuくしてkushite 何故naze結musuばれぬbarenu
卯uのno花月hanadukiのno 憎nikuらしさrashisa
あなたanata私watashiのno そばにきてsobanikite
涙namidaでめくるdemekuru おんなのonnano暦koyomi
皐月satsuki 水無月minaduki ただtada待maちわびてchiwabite
墨絵sumie文月fumiduki 書kaくku手紙tegami
未練mirenごころをgokorowo またかきmatakaki立taてるteru
葉月hadukiのno空soraのno 遠too花火hanabi
一期一会ichigoichieとto 云iうけれどukeredo
情nasaけがkega欲hoしいshii おんなのonnano暦koyomi
木染月kosomedukiからkara 雨ame降fuりやまずriyamazu
どうかdouka逢aわせてwasete 神無月kannaduki
あなたanata恋koiしとshito 霜月shimotsuki耐taえてete
師走shiwasuのno露地rojiでde 飲noむおmuo酒sake
夢yumeでいいからdeiikara 抱daきしめてkishimete
ひとりじゃhitorija寒samuいi おんなのonnano暦koyomi