二人ふたり暮くらしたマンションだけど
愛あいがこわれて寒々さむざむと
夢ゆめを開ひらいた小ちいさな鍵かぎを
わたし どこかへ捨すてに行いく
日ひぐれに混まじる小雨こさめに打うたれ
行いく先さき探さがして駅えきの中なか
小樽おたるはきっと わたしに似合にあう
ほろほろ泣ないて 小樽おたるまで
そう 横顔よこがおを凍こおらせて
鍵かぎがあるから こころも残のこる
小樽おたる運河うんがに捨すてましょう
そして 海鳥うみどり 舞飛まいとぶ海うみを
二日ふつか見みつめて 帰かえりましょう
北きた行いく列車れっしゃ 秋あきから冬ふゆへ
季節きせつを一気いっきに走はしります
小樽おたるはきっと わたしに似合にあう
うつむきがちに 小樽おたるまで
そう 掌てのひらに字じを描えがいて
二人futari暮kuらしたrashitaマンションmansyonだけどdakedo
愛aiがこわれてgakowarete寒々samuzamuとto
夢yumeをwo開hiraいたita小chiiさなsana鍵kagiをwo
わたしwatashi どこかへdokokahe捨suてにteni行iくku
日hiぐれにgureni混majiるru小雨kosameにni打uたれtare
行iくku先saki探sagaしてshite駅ekiのno中naka
小樽otaruはきっとhakitto わたしにwatashini似合niaうu
ほろほろhorohoro泣naいてite 小樽otaruまでmade
そうsou 横顔yokogaoをwo凍kooらせてrasete
鍵kagiがあるからgaarukara こころもkokoromo残nokoるru
小樽otaru運河ungaにni捨suてましょうtemasyou
そしてsoshite 海鳥umidori 舞飛maitoぶbu海umiをwo
二日futsuka見miつめてtsumete 帰kaeりましょうrimasyou
北kita行iくku列車ressya 秋akiからkara冬fuyuへhe
季節kisetsuをwo一気ikkiにni走hashiりますrimasu
小樽otaruはきっとhakitto わたしにwatashini似合niaうu
うつむきがちにutsumukigachini 小樽otaruまでmade
そうsou 掌tenohiraにni字jiをwo描egaいてite