純 歌詞 あさみちゆき ふりがな付

電話でんわするよと 言いったから
死しぬまできっと 待まちわびる
吸すいかけ煙草たばこ 置おき去ざりに
あなたは 帰かえって来こなかった

女心おんなごころが 痩やせるのは
想おもい出でたべて 生いきるから
誰だれかに優やさしく されるより
あなたのために 泣ないてたい

嘘うそをついたら 叱しかられた
子供こどもの頃ころの 青あおい空そら
とうちゃんかあちゃん ごめんねと
かすかにつぶやく 寒さむい夜よる

帰かえりたくない 暗くらい部屋へや
ぬくもりさがす 夜よるもある
誰だれかの胸むねで 眠ねむっても
口唇くちびるだけは 許ゆるさない