「この歌うたを―
こよなく祖国そこくを愛あいし、肉親にくしんを愛あいして、
かけがえのない青春せいしゅんを
南みなみの空そらに散ちらした
今いまは亡なき、戦友ともたちに捧ささげます。」
年ねんに一度いちどの靖国やすくに詣もうで
集あつまる仲間なかまは少すくないが
遠とおい遥はるかな特攻とっこう基地きちで
眠ねむるか友ともは安やすらかに 安やすらかに
若わかい生命いのちを燃もやして消きえた
あの友ともあの声こえあの瞳ひとみ
一足先ひとあしさきに三途さんずの川かわ
待まっているぜと別わかれたが 別わかれたが
あいつが散ちった南みなみの空そらも
今日きょうの青あおさによく似にてた
無理むりに笑わらった涙なみだの顔かおが
浮うかんで見みえる雲くもの果はて 雲くもの果はて
「このkono歌utaをwo―
こよなくkoyonaku祖国sokokuをwo愛aiしshi、肉親nikushinをwo愛aiしてshite、
かけがえのないkakegaenonai青春seisyunをwo
南minamiのno空soraにni散chiらしたrashita
今imaはha亡naきki、戦友tomoたちにtachini捧sasaげますgemasu。」
年nenにni一度ichidoのno靖国yasukuni詣mouでde
集atsuまるmaru仲間nakamaはha少sukuないがnaiga
遠tooいi遥haruかなkana特攻tokkou基地kichiでde
眠nemuるかruka友tomoはha安yasuらかにrakani 安yasuらかにrakani
若wakaいi生命inochiをwo燃moやしてyashite消kiえたeta
あのano友tomoあのano声koeあのano瞳hitomi
一足先hitoashisakiにni三途sanzuのno川kawa
待maっているぜとtteiruzeto別wakaれたがretaga 別wakaれたがretaga
あいつがaitsuga散chiったtta南minamiのno空soraもmo
今日kyouのno青aoさによくsaniyoku似niてたteta
無理muriにni笑waraったtta涙namidaのno顔kaoがga
浮uかんでkande見miえるeru雲kumoのno果haてte 雲kumoのno果haてte