雨あめは止やんだに晴はれたのに
娘むすめ船頭せんどうさん なぜ泣なくの
ひとり暮ぐらしが 哀かなしいか
旅たびのお方かたが 恋こいしいか
潮来いたこ出島でじまに 咲さく花はなは
うわさばかりで 散ちるそうな
おなじ流ながれを ゆく身みなら
泣ないておやりよ 真菰まこも月づき
涙なみださらりと水みずの上うえ
捨すてて ひと節ふし潮来いたこ節ぶし
肩かたにまん丸まろ 月つきのかげ
娘むすめ船頭せんどうさんは 唄うたで行いく
雨ameはha止yaんだにndani晴haれたのにretanoni
娘musume船頭sendouさんsan なぜnaze泣naくのkuno
ひとりhitori暮guraしがshiga 哀kanaしいかshiika
旅tabiのおnoo方kataがga 恋koiしいかshiika
潮来itako出島dejimaにni 咲saくku花hanaはha
うわさばかりでuwasabakaride 散chiるそうなrusouna
おなじonaji流nagaれをrewo ゆくyuku身miならnara
泣naいておやりよiteoyariyo 真菰makomo月duki
涙namidaさらりとsararito水mizuのno上ue
捨suててtete ひとhito節fushi潮来itako節bushi
肩kataにまんniman丸maro 月tsukiのかげnokage
娘musume船頭sendouさんはsanha 唄utaでde行iくku