花は生き方を迷わない 歌詞 五木ひろし ふりがな付

どんな花はなでも 芽めを出だして
緑みどりを広ひろげ 花はなを咲さかせてる
誰だれが見みていようと 見みてまいと
太陽たいように向むかって 一生懸命いっしょうけんめい咲さいている
道端みちばたの どんな小ちいさな花はなさえも
生いき方かたを知しっている
花はなは生いき方かたを 迷まよわない

どんな鳥とりでも 歩あるき出だし
翼つばさを広ひろげ 空そらへ向むかってる
風かぜに打うたれようと 凍こごえても
仲間なかまと一緒いっしょに 北きたの国くにへ旅たびをする
太陽たいようの光ひかり 背せに受うけ虹にじの中なか
海うみを越こえ 翔とんでゆく
鳥とりは風かぜの中なかで 歌うたってる

人ひとはいつでも 夢ゆめを持もち
幸しあわせ求もとめ 明日あすに生いきてゆく
たとえ闇やみの中なか 迷まよっても
元気げんき出だせよと 希望きぼうの声こえが聴きこえてくる
始はじまりは どんなものでも小ちいさいと
星ほしを見みて 信しんじてる
人ひとは思おもい出でも 越こえてゆく